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「・・・・・・・」
「・・・・・あ？」
この時この瞬間。
一番あってはならない事態が発生した。
☆
事は数分前。
ランニングをしていた爆豪が折り返し地点の誰もない公園で一休みしていれば、なんとびっくり鬼と遭遇。
最初はヴィランだと思って攻撃しようとした爆豪だったが、その者が血だらけだったことに気付き、何か嫌な予感がしたのだ。
そして、「個性」も効かない鬼に襲われかけたところを＿＿＿＿＿＿＿
「・・・・・・」
この鬼殺隊水柱 冨岡義勇が救けたのである。
常に冷静で無言。言葉足らず。
言い出したらキリがないが、そんな冨岡と何でもかんでも喚き散らす爆豪とはウマが合わないことは一瞬で分かることであろう。
「テメェ何モンだ。」
「冨岡だ」
「っざけてんのか！！んなこと訊いてねぇわ！！」
何気に広い公園で向かい合う二人。
ブチッと青筋を立てる爆豪に、冨岡は眉をひそめる以外何の反応も示さなかった。
「だから、なんでヴィラン殺してんだよ・・・・！！」
「これはヴィランじゃない」
「は？」
「これはヴィランじゃない」
「二回も言うな！！」
まるでコントである。
冨岡は少し考える素振りを見せると、パッと顔を上げて
「そう、これは人間じゃない」
「お前一回黙れ」
何の解決にもならなかった。
爆豪がいつもに増して呆れた様な様子を見せていれば、ちょんちょんと背中をつつかれる。
『何してるの？こんなところで』
「煽り女」
『うっさい。・・・・って、冨岡さんじゃないですか。二人って知り合いだったんですか？』
「鬼に喰われそうになっていた」
『・・・・・・』
ガシッ！！！
「！？」
冨岡の言葉を聞き、優樹菜は爆豪の腕を掴んで距離を詰めた。
『怪我はしてない！？あの嫌われ者の人に何もされてない！？大丈夫！？』
「華城、俺は嫌われてな」
『冨岡さんは黙っててください。で、怪我は！？してない！？』
「してねぇわ！！！」
そう叫べば、安堵したように腕から手を離した優樹菜。
そこで爆豪はふと気が付いた
(コイツ・・・・なんでコスチューム着てんだ・・・？あのヴィランを斬った奴とも知り合いなのか？)
『わー、どうしましょう冨岡さん。雄英生で秘密共有の仲間が増えました』
「・・・・・」
『・・・・・・』
優樹菜がマジでキレる五秒前
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ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» 私からしたらあなたの方が神様ですよ！？いつもありがとうございます！ (2021年11月14日 21時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - この作品が好み系だった為後から一気読み系をすることにした私です。ゆゆさんマジ神。 (2021年11月14日 20時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - きつねさん» 私もです\♡/ (2021年10月9日 18時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きつね - 好きです。（真顔）( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ (2021年10月9日 17時) (レス) @page29 id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ほたるさん» 嬉しすぎでは！？これはもう頑張るしかないですね！！私の方こそ、本当にありがとうございます！！ (2021年10月9日 15時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年9月26日 20時
