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＿＿＿＿＿＿数十分前。
試合の準備のために控室で優樹菜がくつろいでいると、その部屋のドアが勢いよく開けられた。
「・・・・あ？」
『あ』
爆豪である。
爆豪は、中に優樹菜がいることに気付くと、混乱したように優樹菜を指さす
「え・・・お前なんでここに・・・！」
『・・・・君の控室はもう一つのほうかと思うんだけど』
「・・・クソが！！」
呆れたようにしながらもクスクスと笑う優樹菜に、爆豪の額に青筋が立った。
なんか嫌な空気を纏う爆豪を見ても動じない優樹菜に、爆豪は更にキレる。
「テメェ、あとで覚えてろよ・・・・！！！」
『うーん、それは爆豪くんのほうかと。頑張って、私の個性の対策してきてね』
「あ”ぁ”っ！？」
捨て台詞を吐いて去って行こうとした爆豪に、優樹菜はそう言った。
その煽るような言い方に、勿論だが爆豪は怒りを露にして優樹菜を振り返る。
だが、そこで動きを止めたのだ
『・・・・・私は、絶対に爆豪くんを倒して一位になる。それ以下なんて、私のプライドが許さないから』
「＿＿＿＿＿＿＿！！」
殺気の入り混じるその風貌に、爆豪は冷や汗を垂らしながら答えたのだった
「なら＿＿＿＿＿全力でかかってこい」
『君を相手に、全力を出さずに君を超えることは出来ないことくらい分かってる。これは私からの宣戦布告。
＿＿＿＿＿私を斬るつもりでかかってきなさい！！』
その時、その瞬間。
華城優樹菜という者の中には鬼殺隊としての闘気があった。
これは彼女にとっての柱としてのプライド。
刀を交える・交えないなんて関係なく、その時の優樹菜は思ったのだ。
＿＿＿＿＿＿絶対に勝ってみせると。
☆
そして、その裏では優樹菜達の知らない間に多くの闇が動き出していた。
「カァー！！カァー！！」
その訃報は一斉に鬼殺隊員へと伝えられた。
それは、爆豪との試合を心待ちにしていた優樹菜の元にも届いた。
「＿＿＿＿＿鬼殺隊 雫柱！華城優樹菜の屋敷・雫屋敷に上弦の零の鬼が奇襲！！」
『・・・・・・え』
「華城優樹菜の柱稽古を受けていた２０名の隊士が死亡！！カァー！！！」
その衝撃的な事実に、優樹菜はただ呆然とするばかりであった
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ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» 私からしたらあなたの方が神様ですよ！？いつもありがとうございます！ (2021年11月14日 21時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - この作品が好み系だった為後から一気読み系をすることにした私です。ゆゆさんマジ神。 (2021年11月14日 20時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - きつねさん» 私もです\♡/ (2021年10月9日 18時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きつね - 好きです。（真顔）( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ (2021年10月9日 17時) (レス) @page29 id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ほたるさん» 嬉しすぎでは！？これはもう頑張るしかないですね！！私の方こそ、本当にありがとうございます！！ (2021年10月9日 15時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年9月26日 20時
