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「鬼舞辻・・・・無惨・・・・・？」
「あっ・・・！！」
妙な名前に轟が呟いたのに気づいたのか、善逸が轟を振り返って顔を青くした。
それに続いて炭治郎やカナヲも焦って嫌な汗が噴き出していた
「あ、いや！今のは・・・・」
「お前ら、やっぱり鬼殺隊か？華城のことも知ってるみたいだし・・・・」
「なんで知ってんのぉ！？やだ怖い！このイケメン怖いッ！わぁぁぁぁんっ！！」
『我妻くん、周りに迷惑です』
泣き叫んだ善逸にチョップを加えたのは、試合終わりで帰って来た優樹菜であった。
音も気配もなく現れた優樹菜に、轟はぎょっとして優樹菜を見た。
しかし優樹菜はそれをスルー。話を変えた
『たく、轟くんだったからよかったものの・・・・私達の存在がヒーローに知られたらどうなるの』
「ごめぇん・・・・」
『ごめんね轟くん。驚いたでしょ』
「いや・・・・・」
＿＿＿＿＿＿なんだ・・・？
轟は優樹菜から感じるその気配に表情を険しくする。
まるで、「これ以上深く知るな」とでも言われるかのようなこの威圧感
「・・・・・なぁ」
轟は意を決して口を開いた
「・・・・・お前らは、鬼を憎んでんのか・・・・？」
『・・・・・・・』
その言葉に、優樹菜から穏やかな表情が消え去った。
何かピリついたその空気を、轟は知っている。
＿＿＿＿＿自分だ。
自分が父親を憎んでいるのと同じように、目の前の少女もまた憎しみを抱えているのだと。
『・・・・・そうだね。憎いよ。今すぐ＿＿＿＿この世から鬼を消し去りたいくらい』
「私達鬼殺隊は、いつも命を賭けて戦っている。誰かが死ぬなんて日常茶飯事。ヒーローとは違って死ぬ確率も高いけど・・・・それでも皆、戦ってるの」
何のために、なんて訊けなかった。
だって、轟にはもう分かってしまっていたから。
『大切な人を殺めた鬼を、私は絶対に許さない。確かに、鬼の中には望まず鬼になった者もいる。だけど・・・・それ以外は違う。
ただ、人を殺めるのを楽しんでいる。私は、そんな鬼が・・・・アイツが・・・！！！
鬼舞辻無惨が大嫌い・・・・・！！！』
優樹菜は今にも泣きそうになりながら、拳を力強く握りしめた
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ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» 私からしたらあなたの方が神様ですよ！？いつもありがとうございます！ (2021年11月14日 21時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - この作品が好み系だった為後から一気読み系をすることにした私です。ゆゆさんマジ神。 (2021年11月14日 20時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - きつねさん» 私もです\♡/ (2021年10月9日 18時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きつね - 好きです。（真顔）( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ (2021年10月9日 17時) (レス) @page29 id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ほたるさん» 嬉しすぎでは！？これはもう頑張るしかないですね！！私の方こそ、本当にありがとうございます！！ (2021年10月9日 15時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年9月26日 20時
