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飲み物を買ってくる、と言って席を離れた優樹菜が歩いて居れば、前方から誰かがやって来た。
『轟くん』
「・・・・・・」
どことなく、イラついている彼に話しかければ案の定氷のような目で睨まれた。
が、しかし。柱も伊達じゃない
平然といつもの笑みを浮かべながら、優樹菜は冨岡をからかうときと同じようにツンツンとつついた
『なんでそんな怖い顔してんの？轟くーん？』
「・・・・何の用だ」
『用が無かったら、話しかけちゃ駄目なの？』
ふふふと笑いながら自分を見上げるその表情を見て、轟は一瞬目を見開く
(・・・・？なんか今、変な感じが＿＿＿＿＿)
『ところで轟くん、どうしてそんなにイラついてんの？お姉さんに話してみなさいな』
「は？」
ということで、二人で人気のない校舎裏まで行って腰を下ろしたところで、轟が不服そうにしながらも話し出した。
自分の最悪すぎる家庭のことを
それを知っている優樹菜だが、まるで初めて聞いたかのような雰囲気を装う。
そして一言
『大丈夫だよ』
「何がだ」
何が大丈夫なのか、轟には理解できなかった。
優樹菜は自分の刀を見ながら、小さく言った
『・・・・・生きているなら大丈夫ってこと』
私の家族は、鬼に殺されちゃったから
「・・・・・え」
衝撃すぎるその発言に、轟はサァ＿＿＿＿っと血の気の引いた表情になった。
人間ではない、自分を襲ってきたあの鬼に殺される。
それはきっと、「喰われた」のだろうと
『・・・・憎しみを持ち続けたらいけないんだよ、君は。』
「俺は・・・？」
『だって君はヒーローだから。
・
「人を救けたい・・・って思うのに、どっち側とか関係あるか？」
・
『＿＿＿＿＿＿あるんだよ、それがね』
だって私達鬼殺隊は、元人間である鬼を滅殺する組織。
救うだなんて、そんなことなんてできない。
ヒーローからは程遠い存在なのだ
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ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» 私からしたらあなたの方が神様ですよ！？いつもありがとうございます！ (2021年11月14日 21時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - この作品が好み系だった為後から一気読み系をすることにした私です。ゆゆさんマジ神。 (2021年11月14日 20時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - きつねさん» 私もです\♡/ (2021年10月9日 18時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きつね - 好きです。（真顔）( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ (2021年10月9日 17時) (レス) @page29 id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ほたるさん» 嬉しすぎでは！？これはもう頑張るしかないですね！！私の方こそ、本当にありがとうございます！！ (2021年10月9日 15時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年9月26日 20時
