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「おい、デク、切島。
＿＿＿＿＿＿＿桜咲はどうした」
問い詰めるような目で二人を見た爆豪
思わず、彼らは固まった
「そういやぁ、いねぇな」
「も、もしかして・・・なんか怪我をしたとか・・・！？」
「大変だ！もしそうなら、皆でお見舞いにでも・・・・・」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿もう、無理だ
麗日はボロボロと涙をこぼした
もちろん、事情の知らない彼らは驚き、目を丸くする
「＿＿＿＿え、どったの、麗日」
「うわぁぁぁぁぁぁぁん！」
「え、ちょ、どゆこと！？」
「・・・・・・緑谷、もう、いいよな」
「ッでも」
「俺には出来ねぇ。我慢・・・できねぇんだっ・・・・・」
「切島ちゃん・・・・・」
泣き崩れた麗日に寄り添いながら、蛙水は切島を見て頷いた
切島はぐっと構えると、あのことを口にした
「＿＿＿＿＿＿＿桜咲は死んだ」
・
・
・
・
・
「「「・・・・・・は？」」」
パリィン！
紅茶のカップを持っていた八百万は、思わずそれを床に落とした
「ど、どういうことですか・・・・・！？」
「優樹菜ちゃん、ヴィラン連合を止めるために・・・・！
自分の命を削って、個性を使って、それでっ、死柄木に・・・・！」
「ヴィランの行動を封じるのと、死柄木が優樹菜ちゃんに触れたのが同時だったらしくて」
その死柄木の手は、優樹菜の心臓部分に触れていた
「それで・・・・・・・」
「・・・・おい、それ、冗談だよな・・・？」
絶望の表情をして、そう呟いた轟
それに緑谷は泣きそうになりながらも首を横に振った
これにはさすがの爆豪も何も言えず、ただただ目を見開いて放心するだけだった
自分を負かすほどの強さを持つ優樹菜が殺された
その事実が、脳を支配する
「だって、今世こそ・・・桜咲には幸せでいてほしいって・・・・」
「結局、ウチ・・・優樹菜になんにもお礼できてないや・・・・」
「そんなの・・・・そんなのおかしいだろ！！！！なんで桜咲が、死ぬ羽目に・・・・っ！」
前世から悲しみを背負い、絶望に抗おうとしてきた少女。
「羽生ちゃんのとこに、行ったんかなぁっ・・・・・・？」
仲直りをした瞬間、目の前で亡くなった、優樹菜の親友の羽生。
もう、優樹菜のあの笑顔は見れない
全員が、そう思っていた
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ゆゆ(プロフ) - まいねーむいずオタッキーちゃん！さん» 返信大遅刻（（読んでくださりありがとうございます！めちゃ前の作品だから、今もなお読んでくださる人がいて嬉しいです！ (2023年2月23日 22時) (
レス) @page16 id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
まいねーむいずオタッキーちゃん！ - ヤバイ、最後普通に泣きそうになった← (2022年12月5日 0時) (レス) @page16 id: 78bf642dad (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - アオちゃんさん» ありがとうございます！最後まで読んでくださりありがとうございました！ (2021年12月9日 14時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
アオちゃん - とっても面白かったです！これからも頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧応援しています🎌 (2021年12月9日 14時) (レス) @page15 id: a5ab7eb0d5 (このIDを非表示/違反報告)
ユニ - そうだったんですね! テスト頑張ってください! (2021年12月3日 21時) (レス) id: 6502efe1aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年8月1日 14時
