四話目 ページ8
太陽が傾いてきたころ。
事務所への依頼も落ち着き、電話も静寂を保っている。
砂「疲れたな・・・・」
上「労働基準法プルスウルトラしてるし」
『なにそれ。・・・まぁお疲れ様。今飲み物入れてくるよ』
上「おお、サンキュー！！」
コップとジュースを取り出しながら、私は皆の会話に耳を傾ける。
細かい仕事を受けすぎだと瀬呂くんが飯田くんに言うが、事件に大きいも小さいもないだろうと一掃されていた。
百「ヒーロー活動しているとはいえ、私達はまだ学生。着実にこなし、島の皆様からの信頼を得なければ」
上「・・・・すげぇ信頼貰ってる奴もいるけどな」
切「え？・・・・あー・・・そだな」
『・・・・』
何故私を見る
むっと軽く睨み返していれば、峰田くんが大きく手をあげた。
峰「はーい！ここにきて一度もヒーロー活動してない奴がいるんですけど」
にやにやと勝己くんを指さしながらそういった峰田くんは一気に勝己くんの標的に。
爆「わざと事務所に残ってんだよ。お前らが出払っているときヴィランが出たらどうすんだ、あ？」
切「この島にヴィランは居ないだろ」
疲れてぐったりしながらも、ちゃんと反応を返す切島くん。本当にいい子。
勝己くんもこれくらい見習ってくれれば・・・
爆「あ”？」
『うわ、やっぱあり得ないな、うん』
爆「何がだよ」
え？君が人にやさしく接してるところを想像したらキャラ変しすぎて引いただけだよ←
何か問題でも？
『なんでもないよ』
結局心の声は出せず、誤魔化す私は小心者だ。
当たり前である、これ以上彼を怒らしてもメリットなんてこれっぽっちもないんだから。
毎日切島くんはよく勝己くんと付き合えるよね、ある意味尊敬するよ
切島くんに敬意を少し払っていると、玄関の扉が開く音がした
「ちょっとお邪魔するよ」
飯「村長さん！！」
那歩島の村長さんの後ろにはまだ複数の人がいた。
その複数の人たちは今日のことをありがとうと感謝して喜んでくれ、私達に料理などを渡してくれた。
「お礼というわけじゃないけど、良かったら食べとくれ」
そのおかげか、皆の疲れていた表情が一変し、キラキラとしたものに変わる。
身の回りのこともすべてするのがヒーロー。
こういう差し入れはとてもありがたいものだった。
・・・・・家事全般は私がしてるけど←
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ゆゆ(プロフ) - 花さん» わあああ！ありがとうございます！ (2021年4月25日 11時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
花 - とても面白かったです!体調に気をつけて頑張って下さい! (2021年4月25日 7時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ワンチャン〇イブちゃんさん» 神様2人目・・・嬉しすぎて泣けちゃいます！ (2021年4月24日 21時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花さん» う、嬉しすぎるー！ (2021年4月24日 21時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
ワンチャン〇イブちゃん - (名前は気にしないでください……)楽しみにしています！花さん同様、体に気おつけてください。 (2021年4月24日 20時) (レス) id: 4d3857bfb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年4月24日 17時
