第二章：一話目 ページ5
青い空、白い雲。
そしてそれによく映える白い砂浜と透き通る青い海。
現在、私達雄英高校１−Ａは本州から離れた小さな島・那歩島にいます。
人口の少ないこの島にはヒーローやヴィランなども居ず、小さな事件が起こる程度だった。
しかし観光客が多く、今もこうしてちょっとした事件が＿＿＿＿＿
「ねぇ！もしかしてヒーローの子？可愛いねぇ！」
「どうせこんなとこじゃ事件も起きないし、暇でしょ？俺たちと遊ばね？」
『・・・・・・』
いや被害者私だわ、ふざけんなよおい。
なんだよ、今まさに事件起こってるわ。←
・・・・さて、そうそう口の悪さが目立ちましたが、私は表には出しません。
ここは丁寧に・・・・・
焦「おい、俺の優樹菜に気安く触んじゃねぇ」
『わっ』
結構です、と断ろうとすれば後ろから腕を引っ張られ何かとぶつかる。
青いコスチュームと聞きなれた声で焦凍くんだと理解する。
・・・って、何ちゃっかりバックハグしてんのこの子。
表情は見えないけど、私の少し上から地の這うような低い声が目の前にいる男にかけられる。
焦「早く去れ」
「「ひぃぃぃ！！！」」
血相を変えて逃げていった二人の人間をポカンと見つめていれば、ぎゅうっと私の体に回していた手に力が籠められる。
焦「大丈夫か？」
『現在進行形で暑くて死にそう』
焦「個性で冷やす」
『離してくれればそれでいいんだけど』
焦凍くんをひっぺはがし、周りを見渡す。
Ａ組の皆はそれぞれの個性を生かし、島の人々の手助けをしていた。
少し遠くのほうでは、尾白くんが女性を助けたのか、お礼を言われていて、その横で悔しそうにしている峰田くんの姿。
何やってんだ
他にも梅雨ちゃんが溺れている人を助けたり、瀬呂くんと常闇くんが「遊泳禁止」という文字を協力して作り上げ、周りにいた人が拍手を送る。
焦「・・・見せもんじゃねぇんだが」
小さく呟いた焦凍くんに、かき氷やの人から氷をくれと頼まれる
しかし、彼はド天然。
そんな言葉では伝わらない。
焦「あ、はい」
素直に右手から大きすぎる氷を作り出した焦凍くんは「どうぞ」と一言
「『いや、大きすぎ！！』」
思わず店主と隣にいた私の声がハモった。
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ゆゆ(プロフ) - 花さん» わあああ！ありがとうございます！ (2021年4月25日 11時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
花 - とても面白かったです!体調に気をつけて頑張って下さい! (2021年4月25日 7時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ワンチャン〇イブちゃんさん» 神様2人目・・・嬉しすぎて泣けちゃいます！ (2021年4月24日 21時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花さん» う、嬉しすぎるー！ (2021年4月24日 21時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
ワンチャン〇イブちゃん - (名前は気にしないでください……)楽しみにしています！花さん同様、体に気おつけてください。 (2021年4月24日 20時) (レス) id: 4d3857bfb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年4月24日 17時
