第五章：一話目 ページ20
城山の頂上から八百万の創った単眼鏡を覗いていた障子がハッと声をあげた
障「来たぞ、三人！予想ルートを固まって歩いている」
それを聞いて活真を庇うようにする真幌に、安心させるように緑谷が前に立つ。
緑「頼むよ、八百万さん、青山くん・・・・！！」
別の場所では、八百万と青山が待ち構えていた。
八百万は身を低くして、ナインたちがポイントに近づいてきたのを確認すると後方で隠れている青山に合図をする
百「ヴィラン、ポイントまで２０。青山さん、ネビルレーザー最大出力！」
八百万にそう促され、青山は覚悟を決めて個性を発動させた
青「エネルギー充電！！」
青山のネビルレーザーを溜めるベルトが淡く輝きだす
そして
青「キャントストップトゥインクリング(以下省略)☆！」
発射されたレーザーに、敵のキメラとスライスが咄嗟に左右後方へと飛びのいた。
だがその前に、ナインは空気の壁により塞いでいた
それを見た青山は、更に出力を腹痛に耐えながらもあげる
青「プルスウルトラ！！！」
レーザーを避けようとキメラとスライスは更に飛びのき、ナインの傍を離れた。
それを待っていた八百万は、二つの大砲を晒しだし、轟音と共に砲撃。
百「残りの脂質を使ったこれが・・・最後の一撃ですわ！！」
「何処を狙って・・・・何！？」
攻撃を外した八百万に、スライスは嘲笑う
しかしそれはすぐに驚きへと変換された
なんと地面が崩落したのだ
芦戸の個性の酸で崩れやすくしていた地面に八百万が砲撃をすることで地面を砕くという作戦に見事引っかかってくれたようだ
百「第一段階・・・・終了・・・・」
キャパで崩れ落ちた二人と、分断されたヴィランを見ていた障子が全員に伝える
尾「よし！！」
響「予定ポイントに誘い込めてるよ！！」
『・・・・ここまでは作戦通り。』
優樹菜の言葉に、緑谷が力強く頷いた
一人になったナインに、麗日と瀬呂が協力して個性を発動させる
瀬呂が麗日の浮かせた岩にテープを張り、投げ飛ばす
陰でタイミングを見ていた麗日は個性を解除した
茶「解除！！！」
重力の戻った岩は真っ逆さまにナインへと落ちていく
しかしナインはそれを爪弾で相殺。
瀬「麗日」
次の合図を出そうとした瀬呂は、そこで気づく
自分にナインの爪弾が向けられていることに
☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 362人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ヒロアカ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆ(プロフ) - 花さん» わあああ！ありがとうございます！ (2021年4月25日 11時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
花 - とても面白かったです!体調に気をつけて頑張って下さい! (2021年4月25日 7時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ワンチャン〇イブちゃんさん» 神様2人目・・・嬉しすぎて泣けちゃいます！ (2021年4月24日 21時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花さん» う、嬉しすぎるー！ (2021年4月24日 21時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
ワンチャン〇イブちゃん - (名前は気にしないでください……)楽しみにしています！花さん同様、体に気おつけてください。 (2021年4月24日 20時) (レス) id: 4d3857bfb0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年4月24日 17時
