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☆
「おーい四人とも！ちょっと頼まれてくれない？」
「バーニン！どうかしたんですか？」
翌日、優樹菜たちのところにエンデヴァーのサイドキックであるバーニンが手を振りながらやって来た。
「買い物行ってきてほしいんだ。今コッチ手離せなくって！最初君らだけで大丈夫かって話になったけど、鬼殺隊の華城さん居れば大丈夫ってなった！」
『えええ・・・そんなテキトーでいいんですか』
「いいのいいの！じゃ、頼んだからね！」
笑顔で優樹菜の背中をバシバシと叩き、去って行ったバーニン。
思わずため息をついた優樹菜に、轟が言った。
「行くぞ」
「命令すんな」
『じゃあ命令される前に動けば？』
「あ！？」
(本当にこのメンツで大丈夫なのかな・・・・！？)
おそらく、この中で一番常識人なのは緑谷だけだろう。
一見真面目に見える優樹菜だって、他の柱にフツーに煽ってたくらいだ。
不安でしかないのは確かである。
緑谷はそんなことを決して口には出さず、「人」という字を手に書きながら冷や汗を垂らしていたのだった。
☆
「うわあ、賑やかだなぁ」
「オセオンで一番大きな都市だからな」
『私、オセオンって初めて来たよ。街並綺麗だね』
買い物を終え、紙袋を持って歩く四人。
なんで自分が買い物しないといけないんだとキレている人物が約一名居たが、それはもうフル無視でいいだろう。
「チームで一番下っ端なのは俺らだ。世界選抜チームに加われたのもエンデヴァー事務所にインターン中だったから・・・・いわば、オマケみたいなもんだ」
『ああ・・・エンデヴァーインターン、始まってるのか。そう言えば言ってなかったね。緑谷くん仮免試験一発合格でしょ？おめでと！』
「あっ、ありがとう！でも・・・轟くんやかっちゃんも仮免、持ってるよ？」
その言葉に、優樹菜は動かしていた足を止めた。
『・・・・・・試験中に喧嘩繰り広げたり、暴言言い散らすヤツにはお祝いの言葉かけたくないかなぁ？』
「「！」」
そしてその闇深い笑みは轟と爆豪に向けられている。
なんで知ってるんだと言いたげな彼らに、優樹菜はスルーしながら荷物を抱えなおす。
『・・・・・ま、今取れてて結果はオーライだろうけど』
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ゆゆ(プロフ) - きららさん» 嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2022年1月16日 11時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - ゆゆさんの作品いつも見てます！これ1章から読んでるんですけどめっちゃ面白いです！ (2022年1月16日 9時) (レス) id: 9dad630efc (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 璃璃さん» マジですか！！新作は本日より更新開始ですっ(#^^#) (2022年1月5日 12時) (レス) @page24 id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
璃璃(プロフ) - コメント失礼します！僕予告の感じとっても好きです。この作品読んであんまり知らなかったヒロアカが大好きになりました！これからも頑張ってください！ (2022年1月5日 9時) (レス) @page24 id: e4b1da5e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2022年1月3日 19時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年12月8日 14時
