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☆
日本でもその放送は流れていた。
それを聞いていた元鬼殺隊たちは幻聴かと疑いたくなるかのようなその言葉に思わず言葉を失った。
特に、甘露寺は手に持っていた花瓶を床に落とし、割れたのも気にせずいつの日かの隊服に着替え、刀を持って走り出した。
自分の尊敬する、その者たちの元へと。
「＿＿＿＿＿＿甘露寺！」
「っ伊黒さん！今、放送で・・・・！」
＿＿＿＿＿＿＿＿復活したと、そう言っていた。
自分の継子が、かつての仲間が生きているのだと。
「優樹菜ちゃんが生きてるって・・・・・！！！」
☆
その頃優樹菜は緑谷たちと合流し、フレクトのいる建物に向かっていた。
ロディが操縦するヘリの中で状況確認を終え、轟は優樹菜に声をかける。
「おい、お前さっきの・・・・」
『それについては問題ないよ。妖花はきっと、フレクトと同じところにいる。かなり厳しい戦闘になるかもしれないから・・・・』
「分かってる。ヒューマライズは僕たちが引き受けるよ！」
「お前はとにかくその鬼をブッ殺せ」
自分の誇りの象徴であるこの刀。
それを握りしめ、優樹菜は大きく頷いた。
『＿＿＿＿＿＿＿鬼は、私が引き受ける』
「近いぞ！」
その時ロディが良言い、優樹菜たちは窓から外を見た。
そして位置確認を行い、ロディが着陸しようとしたのを緑谷が止めた。
ロディはこのまま引き返してと。
何故だと抗議を上げたロディに対し、緑谷は扉を開けて微笑んだ。
「ここから先は・・・・・」
「「「ヒーローの仕事だ！」」」
緑谷・爆豪・轟はそう言って床を蹴り空中へと舞い落ちた。
地上からはそれに気づいたヒューマライズたちが次々と攻撃を仕掛けてくる。
優樹菜もそれをヘリの中から見て、小さく息を吐いた。
『ほんっと・・・・前まであんなに弱かったのに。私がいない間に成長しすぎでは？』
「え・・・・・」
思わずポカンとしていたロディだったが、ふわりと目の前で羽織が揺れてハッとする。
手に持たれた蒼い刀。刺繍された美しい羽織の下に隠された�猝猫瓩箸いκ源�。
『・・・・・・
トン、という小さな音をたて、優樹菜も空中に身を投げた。
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ゆゆ(プロフ) - きららさん» 嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2022年1月16日 11時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - ゆゆさんの作品いつも見てます！これ1章から読んでるんですけどめっちゃ面白いです！ (2022年1月16日 9時) (レス) id: 9dad630efc (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 璃璃さん» マジですか！！新作は本日より更新開始ですっ(#^^#) (2022年1月5日 12時) (レス) @page24 id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
璃璃(プロフ) - コメント失礼します！僕予告の感じとっても好きです。この作品読んであんまり知らなかったヒロアカが大好きになりました！これからも頑張ってください！ (2022年1月5日 9時) (レス) @page24 id: e4b1da5e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2022年1月3日 19時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年12月8日 14時
