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そして一番前にいた爆豪はふと後ろを振り返った。
「おい、置いてくぞ」
『・・・・・んー、先行ってて？すぐ追いつくから』
「なんでだよ。早く行かねぇとまた警察来るだろ」
「爆豪、行くぞ」
「は？おい、ちょ、待っ・・・・！」
優樹菜にも事情があると踏んでか、轟は爆豪の腕を掴んで引っ張って歩き出した。
ぎゃんぎゃんと文句を言い出す爆豪に「さすが・・・・」と緑谷は感心していたが。
・・・・・逆に、そこまで爆豪をスルーできるスキルを持っていたとは。
「あとで来るって言ってるんだから、いいだろ」
「・・・・いいのかよ。多分アイツ・・・・」
「分かってる。だが、俺らがいても意味ないだろ。止めたって力じゃ勝てねぇ」
「お前、それ言ってて悲しくねえのかよ。相手は女だぞ？一応」
「・・・・・・正直、あまり良くは思ってねぇ」
「だろうな」
「「・・・・・何の話」」
ペラペラと話す二人に、緑谷とロディは思わずハモった。
☆
『・・・・・・・はあ』
四人を見送り、優樹菜はその場に腰かけた。
そして表情を歪め、大きくため息をつく。
『さっすがに・・・・そろそろ時間も厳しいからね・・・・・』
タイムリミットも残り少ない。
そう自分でも感じていた。
・・・・・妙に、自分の身体に違和感を感じるのだから。
これが終わる頃には、もう既に優樹菜は完全に消滅しているだろう。
だが、その時に彼らに・・・・迷惑はかけたくない。
もう会えないと思って残した「自分が望むその先まで生きる」という願い。
今日本で居るであろう甘露寺や、他の元鬼殺隊メンバーに会いたい気持ちも山々だが、それを深いところへと押しやり、優樹菜は立ち上がった。
『・・・・・・行くか』
自分が望む、その先まで。
☆
最近忙しくて更新で来てなくて申し訳ないです・・・・。
ちょっとバタバタとしてて、最近アニメも観れてないので泣きそうです。
・・・・・あれ、今日終業式なのに明日からまた学校があるのはなんでかな(笑)
あ！補習じゃないですからね！？全員共通の授業ですからね！？
取り合えず、更新は頑張ります。できる限りは！
ゆゆ
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ゆゆ(プロフ) - きららさん» 嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2022年1月16日 11時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - ゆゆさんの作品いつも見てます！これ1章から読んでるんですけどめっちゃ面白いです！ (2022年1月16日 9時) (レス) id: 9dad630efc (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 璃璃さん» マジですか！！新作は本日より更新開始ですっ(#^^#) (2022年1月5日 12時) (レス) @page24 id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
璃璃(プロフ) - コメント失礼します！僕予告の感じとっても好きです。この作品読んであんまり知らなかったヒロアカが大好きになりました！これからも頑張ってください！ (2022年1月5日 9時) (レス) @page24 id: e4b1da5e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2022年1月3日 19時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年12月8日 14時
