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☆
＿＿＿＿＿＿＿＿『生きて』
そう言った、彼女の言葉は今でも思い出せる。
＿＿＿＿＿＿＿＿『みんなが望む、その先まで』
命をかけて、守ってくれた。
何度も何度も救ってもらった。
だから今度は自分たちが誰かを・・・・
誰かを守れる、そんな存在に。
最高のヒーローになるために。
☆
年が明け、名門校である雄英高校ヒーロー科では二度目のインターンが始まっていた。
誰かを守るために。笑顔にするために。
自分が望む、そんな存在になるために。
現No.1ヒーローであるエンデヴァーのもとでインターンとして活動している緑谷・爆豪・轟は現在空港に居た。
(海外でのヒーロー活動・・・！きっ、キンチョウするなぁッ・・・！)
「緑谷、大丈夫か？汗ヤバいぞ」
「だっ、大丈夫大丈夫！ありがとう！」
「・・・・本当に大丈夫か？」
顔面蒼白で、小刻みに震えている緑谷を心配している轟。
そしていつもの雰囲気を漂わせながらも、若干高揚している爆豪。
三人は今から、海外ミッションに取り組むためにオセオンに向かおうとしていたのだ。
そしてそんな三人のもとに、ゆっくりと誰かが近寄った。
そう、気配を消して_______静かに。
「あら？もしかしなくとも緊張しているんですか？」
「ひゃぁっ！？」
緑谷は思わず飛び上がって背後を見る。
「こ、胡蝶さん・・・！？」
「はい、胡蝶です。お久しぶりですね」
「どうしてここに」
ニッコー！といい笑みを浮かべている胡蝶。
若干恐怖を感じるほどのいい笑みに、緑谷と轟、そして爆豪は思わず数歩距離をとった。
「なんで離れるんです？」
「いや、なんとなくですけど・・・・何か御用ですか？」
「見送りに来たんです。海外に行くと聞きまして」
「はぁ・・・・？」
訳がわからない、という気持ちを汲み取られたのか、胡蝶はふっと笑った。
静かに、儚く。
「・・・・・気をつけてくださいね。かなり、大変な任務だと聞いていますので」
「「はい」」
「・・・・・・」
「爆豪くん、返事はどうしたんですか？また不死川さんにボコられたいんですか？」
「・・・・・善処はする」
ここから、彼らの物語が。
再スタートの狼煙を上げた。
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ゆゆ(プロフ) - きららさん» 嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2022年1月16日 11時) (
レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - ゆゆさんの作品いつも見てます！これ1章から読んでるんですけどめっちゃ面白いです！ (2022年1月16日 9時) (レス) id: 9dad630efc (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 璃璃さん» マジですか！！新作は本日より更新開始ですっ(#^^#) (2022年1月5日 12時) (レス) @page24 id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
璃璃(プロフ) - コメント失礼します！僕予告の感じとっても好きです。この作品読んであんまり知らなかったヒロアカが大好きになりました！これからも頑張ってください！ (2022年1月5日 9時) (レス) @page24 id: e4b1da5e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2022年1月3日 19時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年12月8日 14時
