１６１ ページ21
「桜咲さんにも、ボールと的を渡しておきますね」
『ありがとうございます。あの、これって私は条件達しても、一次試験で１００名合格するまでやり続けるんですよね？』
「ええ。ですが、全ての的が当たった場合はそこで出番は終了だそうです。頑張ってくださいね」
にっこりと笑ったお姉さんから私に複数のボールと三つの的を貰い、私はそれを衣服に取り付けた。
成る程、相手側からも狙われる確率はある・・・と
面倒だなっていう本心は隠し、私は第一次試験の会場を適当にうろつく
他の学校の仮免受験者の位置を確認しながら、私はボールをすべてウエストポーチにしまい、開けた場所で立ち止まった
≪それでは、一次試験開始です・・・・！！！≫
・・・・公安の人の声だろこれ
眠そうなの、もう少し隠していただきたいんだが・・・
でも、まぁ
今はそんなこと考える必要はないかな
「おいおいおい・・・・単独行動とはいい度胸してんねぇ」
「あれ、ねぇ！あの子、確か雄英の・・・・！！！」
「桜咲優樹菜、だったっけか。めっちゃ美人って噂の」
「おい、そんな話今は要らねぇって」
わお、囲まれた(冷静すぎか)
前方で一つのグループ約２５人
その奥に１０人ほど
後ろからは１３人、右は２０，左は７
ここら近所に居る人には悪いけど、一気に片付けさせて頂こう
幸い、私の「探知」で雄英生は居ないみたいだし
「あれ？でも、この子ってヒーロー科じゃ＿＿＿＿＿＿＿」
『Level：７５
氷と電気・・・・合体技だからLevelは高め
広範囲向けの攻撃
「うあぁぁぁっ！？」
「きゃああああ！」
『からのっ・・・・！！！！』
Level:60 風圧波
一気に風で、相手方が持っていたボールを攫い、他の受験者たちに当てていく
氷電、風が止み、砂埃も落ち着けば、地面で倒れている大勢の受験者
その全ての的が赤く光っていた
≪＿＿＿＿＿＿！？開始、５秒で受験者６０人以上を撃破っ・・・・！！！≫
『さ、次行こっと』
放送を聞きながら、私はルンルンと軽い足取りで次のエリアへと向かったのだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 613人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら餅(プロフ) - 私も聖女の魔力は万能です。スキです♥️小説全巻持っています! (8月16日 9時) (
レス) @page27 id: 0bb32795a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - あめみやさん» えー！同じですね☺嬉しいです！ (2023年4月30日 21時) (レス) @page27 id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
あめみや(プロフ) - kzは小説読んでるしフルバは私も好き！！ (2023年4月30日 19時) (レス) @page27 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - わかりました！！！ありがとうございます！これからも応援してます！頑張ってください！ (2021年12月22日 20時) (レス) id: e49e142c99 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - ゆゆさんの作品が好きで今全部見まくってるんですけどその中で絵もすごく好きなのでそれもひとつの楽しみぐらいになってしまってるんですが、見れないのがすごく残念なので…教えていただけると幸いです！ (2021年12月22日 20時) (レス) id: e49e142c99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年7月7日 13時
