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『・・・・・・・・』
暫く窓枠に身を預けながら外を見ていたが、焦凍くんは動く気配なし。
・・・・あれ、生きてるよね？
微かに心配になっていると、ふと何を思ったのか、焦凍くんは上を見上げた。
そう、見上げてしまったのだ。
焦「お」
『・・・・詰んだ』
勿論焦凍くんを密かに見ていた私と目が合うわけで。
静かな私たちの間を、風がすり抜けていく
焦「何してんだそんなところで」
『ちょっと用事を済ませてて・・・でももう終わったから』
焦「なら一緒に帰ろう」
『嫌だよ』
ふるふると顔を横に振れば、明らかに不満な顔をされた。
なんでそんなに私と帰りたがるの。たかが五分だぞ？
意味ないじゃん
焦「さっきの聞いてたんだろ」
『・・・うん、ごめんね』
焦「じゃあそのお詫びとして今日は一緒に帰ってくれ」
『・・・・・・・』
成る程、そう来たか。
この前私のこと策士とか言ってたけど、こっちに関しては君のほうが策士みたいだ。
私は窓を閉めて本は置きっぱなしにして鞄を持つと、魔法で上履きから靴に履き替えそのまま焦凍くんのところへとテレポートした。
テレポートは少し浮いた状態でつくので、ふわっと着地をする。
『・・・・今日だけだからね』
焦「ああ」
お互いに微笑みあうと、「あ」と焦凍くんが呟いた
焦「・・・鞄、教室に置きっぱなしだ」
『・・・・取りに行こ、一緒に行ってあげるから』
焦「悪ぃな」
天然くんは何処までも天然だった
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ゆゆ(プロフ) - リトルさん» 嬉しすぎるん( 〃▽〃)ありがとうございます♪ (2021年4月4日 18時) (
レス) id: 35eb047a16 (このIDを非表示/違反報告)
リトル - いつも、楽しく見させてもらってます！元気を貰います!! (2021年4月4日 18時) (レス) id: 4d3857bfb0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 時雨さん» どうなるのでしょーかー？ (2021年4月3日 9時) (レス) id: 35eb047a16 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - さーて王様ゲーム嫌な予感しかしないなぁ← (2021年4月3日 8時) (レス) id: 470cf32f58 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 茉桜さん» チーターですね(^_^;))) (2021年3月31日 22時) (レス) id: 35eb047a16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年3月30日 22時
