太陽みたいに笑うキミに【ONEPIECE】 (ページ16)

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奇襲ページ16

リリーさんのカフェを出たらもう夕方になっていたので私は船に戻ろうとした時、背後から誰かが付いてくるのを感じた。

「誰っ！？そこに居るのは！？」

山「へ〜。俺たちの尾行がバレてたのか。さすが海賊だなァ！へっへ！」

私の事を尾行していたのは昼間気絶させた山賊達だった。
はぁ〜。
何でいんだよ。
邪魔くさいな〜。しかも昼間より増えてるし。

「ちょっとめんどくさいから付いてこないでよね〜。あとどんなに人数多くても私に勝つ訳ないよ？」

山「ふっふふ！それはどうかな！！？」

そう言って山賊は拳銃を私に突き出した。

「へー、拳銃ね。それで？」

山「んなっ！？なんでコイツ全然怯まねぇんだよ！？頭イカれてんじゃね？」

「イカれてないわ！！」

ヤバいヤバい。山賊如きにムキになっちゃった。
そんな事を考えているとそいつは弾を撃ってきた。

「ったく！いきなり撃たないでよねー？」

ハラりと避ければ山賊は驚愕した表情をしていた。

山「なんでアイツ避けれるんだ！？」

「だって遅いもの。」

山「コイツ人間じゃねー！！」

どいつもこいつも言いたい放題言いやがって！
めんどくせぇな。
一気に片付けるか。

…1歩踏み出した瞬間。

「…っんなっ！？」

油断した…
背後に居た山賊に気付かなかった…私とした事が…
そいつに変な薬品を嗅がされた…

「…シャン…クス…」

私はそこで気を失った。

山「おっ！案外間抜けな奴なのか？まぁ、いいや！そいつを隠家へ運べ！」

山2「あいよっ！」