太陽みたいに笑うキミに【ONEPIECE】 (ページ13)

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山賊ページ13

山「おい！女！お前もこっちに来い！」

「えー。嫌です〜！遠慮します！でもその女の人は返してください！」

女の人は涙目で私を見ていた。

女「…！お願い…助けて…」

「お姉さん今助けるから待っててね！！」

山「ギャハハハ！！何が今助けるだ！女のお前に何が出来るんだ！？」

女･女･女うるせぇなぁ。
このクソ男。

「…これでも同じ事言える？？」

私は腰に刺してあった双剣を出し女の人を囲んでいた男達を峰打ちで気絶させた。
本当なら覇王色の覇気で気絶させても良かったけど腹立つから痛みを伴う方にしたわ。

山「ﾋｯ…!!何なんだ！？お前は…！？」

「え？何って…？海賊だけど？」

山「海賊が何でこんな所にいんだよ！？」

「さぁ？それがあんたらの運の尽きなんじゃん？ほれ、山賊女の人を返して？」

山「だっっ黙れー！！」

そう言って山賊は私に向かって刀を振りかざした。

「フッ…遅いわね。」

私はサッと避けて首に剣の柄を思いっきり叩きつけた。

山「ｸﾞﾊｯ…!」

「あらー？弱いね。どう？女にやられる気分は？」

山「…クソっ！！」

「じゃあ女の人返してもらいますからね。あともう二度とこんな事をするなよ？山賊。」

私はそう吐き捨て女の人に手を差し伸べた。

「お姉さん大丈夫？」

女「…っはいっ！大丈夫です！助けてくれてありがとうございます！」

「お礼なんていらないわ。助けられて良かった。」

…シャンクスがAなら大丈夫だと言った理由。
それは1人でも充分戦える強さがあるからだった。

ベックもそれは知っているがやはり心配なのだ。