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海軍大将 黄猿 ページ22
「そう言えば貴方も能力者よね？ 軍艦が無くなったら貴方はどうするのかしら？」
黄「わっしは光にもなれるから別にどうってことないね〜。」
「ふーん。じゃあ部下は見殺しなのね。やっぱり海軍って嫌いだわ〜。」
黄「なぁに言ってるんだぃ〜。軍艦なんか沈められないだろうにぃ〜。」
「さぁ？それはどうかしら？レダクト！！」
軍艦は粉砕し海へ沈みかけている。
海「ぎゃぁぁーー！！」
黄「！？これはちょっとやり過ぎじゃあないかーい？」
「そうかしら？私も家族を護るのに精一杯なのでね。敵の命なんて知らないわ。それじゃあね〜。」
黄「待ちなさいなっ！天叢雲剣！」
「っっっっステューピファイ！！」
黄「……！？」
マ「A大丈夫か！？」
「大丈夫！！失神させたから帰ろう！！」
マ「分かったよい！」
沈み行く軍艦を横目に私達はまた空へ飛んだ。
マ「それにしてもAは根性があるよい。普通なら海軍大将にあんなメンチなんて切らないよい。」
「そうかなー？なんか合わないんだよね海軍って。」
マ「そうかい。俺はAが仲間で良かったよい。もしAが海軍だったらきっと太刀打ちが出来ない。」
「そうね〜魔法なんて魔法でしか対応出来ないしね。…まって！？それって私この世界に魔法使いが居ない限りめちゃくちゃ強いってこと！？」
マ「今更気付いたのかよい…。」
「うん。今の今まで頭の中からすっぽり抜けてたわ。」
マ「…そうかよい。」
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作者名：はに | 作成日時：2022年9月16日 19時
