大海賊時代にいたのに気づいたら鬼がいました… 【鬼滅の刃】

派手 ページ6

宇「海賊なんてド派手じゃねーか！！ワイワイガヤガヤ宴とかやってんだろー？！」


…宇髄さんの派手の定義が分からないけど、一応信じてくれたっぽいからいっか。


胡蝶さんは何だか難しい顔をしていた。


し「…昔、だいぶ昔にもAさんみたいに違う世界から来た人が居るっていうのを聞いた事があります…。その時は冗談かと思ってたのですが、本当にそんな事があるなんて…。」


あ、胡蝶さんも信用してくれた。
まって！？今、とてつもなく重要な事言わなかった！？


「えっ！？昔にも私と同じような人が来たんですか？！その人はどうなったんですか？ちゃんと帰れたんですか！？」


私はつい胡蝶さんの肩を揺らしながら問いただした。


宇「ちょ！お前落ち着けよ！！」


「あ…。ごめんなさい…。胡蝶さん大丈夫ですか？」


し「大丈夫ですよ。私もそこまでは分からないんです…。申し訳ございません…。」


胡蝶さんは本当に申し訳ない顔をしてこっちがビビる。
…なんで今日初めて会った人にこんなに優しく出来るんだろう？


「…そうなんですね…。あ！！でも胡蝶さんが謝る事じゃないです！！気にしないでくださいね！」


少しの沈黙…


「私、どうすればいいですかね？ずっとここに居るわけにはいかないし…。」


し「とりあえずお館様に相談しましょう。」


「お館様？あー、そういえば気絶する前に宇髄さんが言ってた人か…。その人はどういう人なんですか？」


宇･し「「鬼殺隊の当主です。／だぜ！」」


「なるほど…。」


し「では、今から行きましょうか。」


「分かりました！」

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