白ひげ海賊団の末っ子ちゃんは兄達に愛されてます【ONEPIECE】 (ページ32)

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ミズミズの実ページ32

エ「へー、海に嫌われないのはいいな！」

「まぁそうだね。でも、この実のせいで町の皆から気味悪がっちゃって誰も近ずいてきてくれなかったよ。」(あはは

エ「…！！？笑い事じゃねぇだろ！？何で笑うんだよ！」

エースのその一言に私は固まってしまった。

(だって、私がこんな悪魔の実を食べなきゃ皆と仲良く出来てたかもしれない。だから…私は…！)

「しょうがないじゃない！この実を食べたのは自分のせいなんだから、自分が蒔いた種よ！それなのに悲しんでたらただの…」

私が言い終わる前にエースが

エ「そんな事はねぇ！皆Aの事を嫌ってたのはAの事をよく知ろうと思わなかった町の皆がいけねぇだろ！」

「っ…！！」

エースの思いがけない言葉で私は言葉に詰まってしまった。
そして、エースの暖かい言葉に私は泣きそうになった。

エ「だからAは何一つ悪くない！！」

我慢してたのに…、最後のエースの言葉に私は涙が止まらなくなった。

「うっ…グス…ふっ…うわぁぁん！！」

エ「今まで我慢してたな。お前はもう1人じゃないんだ。」

マ「そうだねぇい。ここには皆いる。Aを悲しませるような事をするヤツなんて誰一人いないよい。」

イ「お嬢、今まで頑張ったな。これからは皆に甘えていいからな。」

ハ「そうだよ！ A！！ちゃんと皆に甘えてね！！」

皆の暖かい言葉に私は暫く涙が止まらなかった。