５話★ ページ7
私達は部屋から出ると、長い廊下に足を進めた。
年期が古い建物なのか、歩く度にｷﾞｼ…ｷﾞｼ…と音がする。
天井の照明に目を向けると、蜘蛛の巣が絡んでいた。私は力強くナイフを握り締める。
…落ち着け。
全員無事に帰れるように、しっかりしなきゃ。
私は数回深呼吸を繰り返すと、やがて書斎のような部屋に辿り着いた。
書斎は机の上に置いてある蝋燭の火と、天井の明かりしかないため、中の様子を完全に窺い知ることは出来ない。
A「ここにはいないみたいだね…」
茅野「…そうだね」
業「でも、油断しない方がいいよ」
周りをきょろきょろと見回すカルマが言った。
…確かに、いなくても、油断は禁物だ。
片岡「…他のところに行こっか」
メグの言葉に、その場にいた全員が頷いた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
ｷｨ…
カルマがドアを慎重に開ける。
すると、部屋の中が見えた。
どうやらここは、パーティーなどに使う大広間のようだ。
中央には、大きなテーブルといくつかの椅子が並んでいる。壁には、本来なら関心するような肖像画が掛けられているが、この場では不気味な雰囲気を増しているだけだ。
その時＿
「来たぞ!!」
クラスメイトの声とともに、鳥肌を立てるようなゾンビの姿が視界に入った。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
澪さん、パスです！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
初恋チョコ(プロフ) - くが君さん» 有難うございます！更新は基本遅くなりますが、頑張ります (2017年3月2日 17時) (
レス) id: a454079d1a (このIDを非表示/違反報告)
くが君 - 面白いですっ！更新頑張って下さい！ (2017年3月2日 17時) (レス) id: 8ae8e4a857 (このIDを非表示/違反報告)
初恋チョコ(プロフ) - どんきーさん» 有難うございます！ (2017年2月12日 6時) (レス) id: a454079d1a (このIDを非表示/違反報告)
どんきー - わくわく！！ (2017年2月11日 22時) (レス) id: 1d3ce7b56a (このIDを非表示/違反報告)
初恋チョコ(プロフ) - どんきーさん» 有難うございます！頑張ります！ (2017年2月3日 15時) (レス) id: a454079d1a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ポッキーツリー&★夕日★ x他2人 | 作者ホームページ：p://
作成日時：2016年9月1日 21時
