１５話★ ページ17
暗かった視界が徐々に明るくなる。
…何だろう。
この揺さぶられている感覚は。
瞳に映ったのは、赤い髪。
どうやら、私はカルマに背負われてるようだ。
A「…カルマ、カルマ」
業「あ、A起きた?」
A「うん。降ろして」
私がそう言うと、カルマはゆっくりと私を降ろしてくれた。
ここは…廊下?
辺りを見回すと、たくさんのドア、赤い絨毯が視界に入る。この長い廊下はまるで、永遠に続いているようだった。
…ん?皆は?
ここには、私とカルマ以外誰もいない。
私は眉をひそめながら、口を開いた。
A「ねぇ…皆は?どこにいるの?」
業「他の奴等は先に行くように頼んだよ。Aを背負ったまんまじゃ、ゾンビを殺せないし」
A「…なんかごめんなさい」
業「いいよ。その代わり、外に帰ったら、何か奢ってよね」
A「はいはい、わかりましたよ。どうせいちご煮オレだと思うし、安上がり」
業「じゃあ、いちご煮オレ１年分で」
A「金欠学生に何言ってんだ」
いつの間にか、私達は笑っていた。
さっきから、感情が四季のように変化してる。
不安になったり、悲しんだり、落ち込んだり…だけど、最終的には笑顔を咲かせていた。
…どうか
どうか、外の空気を吸う時は、今より何倍もの笑顔を咲かせていますように＿
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初恋チョコ(プロフ) - くが君さん» 有難うございます！更新は基本遅くなりますが、頑張ります (2017年3月2日 17時) (
レス) id: a454079d1a (このIDを非表示/違反報告)
くが君 - 面白いですっ！更新頑張って下さい！ (2017年3月2日 17時) (レス) id: 8ae8e4a857 (このIDを非表示/違反報告)
初恋チョコ(プロフ) - どんきーさん» 有難うございます！ (2017年2月12日 6時) (レス) id: a454079d1a (このIDを非表示/違反報告)
どんきー - わくわく！！ (2017年2月11日 22時) (レス) id: 1d3ce7b56a (このIDを非表示/違反報告)
初恋チョコ(プロフ) - どんきーさん» 有難うございます！頑張ります！ (2017年2月3日 15時) (レス) id: a454079d1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポッキーツリー&★夕日★ x他2人 | 作者ホームページ：p://
作成日時：2016年9月1日 21時
