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第6符 ページ8

同時刻、陰陽連本部。




ボゥッ――――。



陰陽頭・土御門有馬はご神託を受ける為に燃え盛る炎を見るが、いつもと違う様子に僅かに目を細める。


有「...―――。」


御「有馬様...これは一体...!?」


有「御影、今すぐ全国に散らばっている十二天将を全員招集してくれたまえ。」


御「は、かしこまりました。A様と双星のお2人はどうなさいますか?」


有「その2人には僕から直接連絡するよ。」


御「分かりました、では取り急ぎ十二天将の方々に招集をかけます。」


有「うん。よろしく頼むよ。
それにしても、厄介な事が起きたな――。」









1時間後、鳴神町―――。


パーティーもお開きになり、各自自宅に戻っていた。


―――ピクッ


きなこ「たっ大変です紅緒さまぁー!!この近辺に大量の瘴気がッ!!」


2人は同時に顔を見合わせ頷く。


紅/ろ「行こう!!/行くぞ!!」


ろ「Aを呼ばなきゃな!」

紅「うん!」







同じ頃Aは既に鳴神町で感じる大量の瘴気と異変に気づき、屋根の上からその方向を見ていた。


貴『有馬様、もうお気付きですよね?
鳴神町上空に......恐らくあれは―――。』


有「うん。そうみたいだね。
今そこに出現しているのは'龍黒点'と見ていいだろう。Aちゃんはすぐに双星の2人と合流して穴を塞いでくれ。」


貴『出来れば私が補佐をしながら、2人に塞がせるんでしょう?』


有「その通り☆さすがAちゃん、じゃあ頼むよ。終わったら連絡宜しく〜」


貴『了解。』




電話を切ったところで、ちょうど双星の2人が向かいの家の玄関から着替え終わって出てくるところだった。


Aを呼ばなきゃな!というろくろの声が聞こえたので私はここにいると声を発し、
3人と1匹で龍黒点まで向かった。

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設定タグ:十二天将 , 双星の陰陽師 , 天馬   
作品ジャンル:恋愛
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Laven(プロフ) - 天馬は土御門有馬のことを有馬とは呼びませんよ。 (2020年10月27日 10時) (レス) id: 6c7fad0c5e (このIDを非表示/違反報告)
徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月13日 17時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
めり(プロフ) - 龍黒点ってことはアニメ沿いなんですね! (2018年12月25日 18時) (レス) id: fff5b31823 (このIDを非表示/違反報告)
Oliver(プロフ) - 蘭花☆♪さん» 漢字変換間違ってましたよね、すみません。後々直していきます。ありがとうございます。 (2017年3月7日 23時) (レス) id: 6215888b9e (このIDを非表示/違反報告)
Oliver(プロフ) - 魚の鱗さん» お疲れ様です。ありがとうっす、その言葉励みにして2章も頑張りますわ。全然大丈夫っすよ〜無理せずに。 (2017年3月7日 23時) (レス) id: 6215888b9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Oliver | 作成日時:2017年2月9日 8時

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