第5符 ページ7
数時間後、鳴神町――。
貴以外全員「「A!ようこそ鳴神町へ!!」」
貴『......ぁ、あり、がとう。...///』
繭「キャーッAちゃんが照れてるめっちゃ可愛いーっ」
貴『てっ、照れてない(ムスッ』
繭「もーAちゃんてばー笑」
ろ「そんな堅苦しくするなよ!な!」
紅「そうよ、楽しみましょう。」
貴『...うん』
繭「あ、ケーキ2種類買ってきたの!
ショートケーキと、チョコレートケーキどっちがi」
貴『チョコレートケーキ。』
繭「早っ!!笑
Aちゃんチョコレートケーキ好きなんだね!」
貴『うん//。大好き。』
ろ「俺は王道のショートケーキ〜♪」
紅「私はおはぎ° ✧ (*´ `*) ✧ °♡」
ろ「こんなとこにまでおはぎ持ってくるとかお前どんだけ好きなんだよ笑笑」
紅「おはぎは命と同じくらい大切° ✧ (*´ `*) ✧ °」
おはぎを頬張り幸せそうな顔をする紅緒を見てAが優しく微笑んだ。
繭/ろ/紅「.........」
繭「やっと笑った」
貴『え?』
繭「Aちゃんてさ、いつも凄く何かを考えて生活してる感じがしてさ、気難しい顔して、いつも気を張ってるって風に見えたから。
Aちゃんはそんな風に笑うんだ、って思って。」
貴『そ、そうかな...苦笑』
ろ「俺達といる時くらいもう少し肩の荷降ろせよな、楽しくやろうぜ!」
紅「うん。確かに。私達も弱くはないですし、大丈夫です。」
繭「...ぁ、あのさ...。
Aちゃんがここに転校してきたのも、もしかして陰陽師のことが関係してるの...?
少しでも知りたいの。ろくろもまた陰陽師を再開したわけだし。そ、その、心配で...。」
その質問を聞いてからAはしばらく間をおいて双星の2人を見つめた。
そしてここでは嘘をつかずに話した方がいいであろうと判断し、話すことにした。
貴『....うん。そうだよ。私は双星の2人であるろくろと紅緒を守る為にここに来たの。あとは鳴神町の様子を偵察してるだけ。でも心配しなくて大丈夫だよ。私達は弱いわけじゃないから』
その返答を聞いて一瞬繭良の表情に曇りが出た。
ろ「そーだぜ繭良!あんま気にすんな!」
紅「心配無用、大丈夫。」
繭「...そ、そっか、そうだよね!苦笑
さ、ケーキ食べよっか!!」
貴(...音海繭良。さすがは十二天将・白虎の天若清弦の娘といったところか、勘はある程度働くようだな。)
そしてその夜はAの人生で初めてのパーティーをしたのだった。
113人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Laven(プロフ) - 天馬は土御門有馬のことを有馬とは呼びませんよ。 (2020年10月27日 10時) (レス) id: 6c7fad0c5e (このIDを非表示/違反報告)
徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月13日 17時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
めり(プロフ) - 龍黒点ってことはアニメ沿いなんですね! (2018年12月25日 18時) (レス) id: fff5b31823 (このIDを非表示/違反報告)
Oliver(プロフ) - 蘭花☆♪さん» 漢字変換間違ってましたよね、すみません。後々直していきます。ありがとうございます。 (2017年3月7日 23時) (レス) id: 6215888b9e (このIDを非表示/違反報告)
Oliver(プロフ) - 魚の鱗さん» お疲れ様です。ありがとうっす、その言葉励みにして2章も頑張りますわ。全然大丈夫っすよ〜無理せずに。 (2017年3月7日 23時) (レス) id: 6215888b9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Oliver | 作成日時:2017年2月9日 8時