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第41符 ページ49

貴/天「.../...何だと?」



天「Aだけで行かせて何かあったらどうするつもりだ、んん?」

いつもよりかなり低い声で威嚇するように言葉を吐く天馬。

私でも分かる、珍しく怒っているのだ。



有「天馬、君には十二天将最強としての仕事がある。それにAちゃんは君同様弱くない。どちらかと言えば強い陰陽師の部類に入る。...信用出来ないかい?」


天「信用出来る出来ねえの話じゃねぇ。もし強い婆娑羅が出てきたらどうする。ほかのケガレ達の相手もしながら1人でやるのは流石にAでもきついだろうが。んん?」


そう言ってAにお前もなんか言え、と視線で促す天馬。


貴『あ、私はー...
...たぶん大丈夫です。いけます。』


天「.........は?」


目を丸くさせて私を見る天馬。
自分が促した事と真逆のことを言われたのだ。


貴『大丈夫。私強いから。』


有「頼もしいなぁAちゃん☆
いつかすーちゃんを抜いて、最強の女陰陽師と呼ばれる日も、そう遠くないかもねぇ〜☆」

と軽くあしらう有馬。


天馬はかなりご機嫌斜めのようだ。
私の事を物凄い視線、いや(死線)で見てくる。
あぁ、体に穴が空きそうだ。



天「はぁー...。」


貴(物凄いため息つかれた...)


有「まぁまぁ〜、じゃそれはそうゆうことで、頼んだよ、Aちゃん。
くれぐれも無理はしないようにね☆
あ、天馬には他の場所の龍黒点塞ぎに行ってもらうよ、大阪でね☆」



天「......チッ。」


その後任務の内容を一通り聞いた天馬はすぐに部屋から出ていってしまった。



貴『...あ、天馬ちょっ、』

天馬を追って部屋から出ようとすると有馬にタイミングよく声をかけられる。

有「Aちゃん、ちょっといいかな。」




貴『...何ですか』


有「...昨日、石鏡悠斗と接触したよね?」


貴『...!!
...はい。しました。
少しだけ戦闘になりましたが、天馬が来てくれてそれでその後自分から姿を消しました、』


有「ふぅーん...それだけかい?」


貴「...――はい。それだけです。」


有「そう。まぁ怪我がなくて良かったよ。」


貴『これからも恐らく今までより頻繁に接触してくると思うので気を引き締めておきます。』


有「そうだね。頼むよ、


――そんなことより...ほんと久々すぎて僕寂しかったよーっ!!泣」


と言って私に飛びついてきた。


貴『ゔっ.....っわ...』


思わず嫌な声がもれてしまった。


有「なになにー、どうしたのさそんな態度取って☆」

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設定タグ:十二天将 , 双星の陰陽師 , 天馬   
作品ジャンル:恋愛
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Laven(プロフ) - 天馬は土御門有馬のことを有馬とは呼びませんよ。 (2020年10月27日 10時) (レス) id: 6c7fad0c5e (このIDを非表示/違反報告)
徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月13日 17時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
めり(プロフ) - 龍黒点ってことはアニメ沿いなんですね! (2018年12月25日 18時) (レス) id: fff5b31823 (このIDを非表示/違反報告)
Oliver(プロフ) - 蘭花☆♪さん» 漢字変換間違ってましたよね、すみません。後々直していきます。ありがとうございます。 (2017年3月7日 23時) (レス) id: 6215888b9e (このIDを非表示/違反報告)
Oliver(プロフ) - 魚の鱗さん» お疲れ様です。ありがとうっす、その言葉励みにして2章も頑張りますわ。全然大丈夫っすよ〜無理せずに。 (2017年3月7日 23時) (レス) id: 6215888b9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Oliver | 作成日時:2017年2月9日 8時

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