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第30符 ページ36

天「.........」


オッドアイの瞳を真ん丸に見開いてAをガン見している。


天馬は黒を基調にした乗馬専用の洋装なのだが、
Aは対照的に全身白を基調にした洋装だった。

それは黒髪によく映えていてとても美しく見えた。

そして天馬も黒い洋装に映える白馬に乗っているのでとても似合っている。

一方、Aの服のフチは金色の色で装飾を施されている。
そして例えるならタキシードのような服のタイプのようだ。

そして髪は後ろで高く上げて結っているが、帽子をかぶっていてその中に入れているようだ。


天馬もかなり似合っていてカッコイイと言う部類に入るのだろが
今のAは、男女共に惚れてしまうほどの凛としたかっこよさを持っていた。


そしてAは天馬に優しく微笑み、

貴『遅れてごめんね、ていうか天馬乗馬出来たんだね、意外。』

と馬に跨りながら言うA。
天馬の馬は白馬だが、Aは対照的に黒馬のようだ。

天「...あ、あぁ。小さい頃にちょっとやったからな。」

貴『へぇ、凄いね教育が笑』


そう言って、天馬の歩いてった後を追おうと馬に声をかけるA。


貴『はっ、』



そして足を馬の腹に当て手綱を引いて走り始める、


天「なんだ、お前も出来んじゃねぇか笑」


そう言って走りながら少し笑う天馬。



あまりにも優雅に、且つしなやかな一つの誤りもない洗練された2人の乗りこなしに従業員も驚きを隠せないようだ。


従業員「初めて会ったばかりの馬をあんなに乗りこなすなんて...あの人達何者なんだ。」


実は宿泊施設以外の施設の従業員は、天馬とAが来ているのを知らなかったのだ。



そして馬を走らせながら周回する2人を見かねて、従業員の中の責任者が出てきて2人に声をかけた。


責任者「お二人共、とてもお上手ですね。どうやら経験がおありのようで。どうでしょう、ここだけじゃなくて、あそこの出口から外に出れる所があります。そこを、出ると外にかなり広い乗馬場もありますから、いかがですか?
お二人ほどの腕前なら馬が言う事を聞かないこともないでしょうし、安心して貸し出せます。」


指を指しながら提案する責任者に目を向ける2人。そしてお互いの顔を見て、また再度、責任者に目を向けた。



天「確かにここじゃ狭いしな。
外行くか、んん?」


貴『うん、もっと走らせたいしね、行こうか』



責任者「かしこまりました。では開けますね。」



そう言って歩いていき、出入口を開け放つ責任者

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設定タグ:十二天将 , 双星の陰陽師 , 天馬   
作品ジャンル:恋愛
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Laven(プロフ) - 天馬は土御門有馬のことを有馬とは呼びませんよ。 (2020年10月27日 10時) (レス) id: 6c7fad0c5e (このIDを非表示/違反報告)
徒花 - この作品初めて見ましたが面白かったです!頑張ってください (2019年4月13日 17時) (レス) id: 5d280f12f7 (このIDを非表示/違反報告)
めり(プロフ) - 龍黒点ってことはアニメ沿いなんですね! (2018年12月25日 18時) (レス) id: fff5b31823 (このIDを非表示/違反報告)
Oliver(プロフ) - 蘭花☆♪さん» 漢字変換間違ってましたよね、すみません。後々直していきます。ありがとうございます。 (2017年3月7日 23時) (レス) id: 6215888b9e (このIDを非表示/違反報告)
Oliver(プロフ) - 魚の鱗さん» お疲れ様です。ありがとうっす、その言葉励みにして2章も頑張りますわ。全然大丈夫っすよ〜無理せずに。 (2017年3月7日 23時) (レス) id: 6215888b9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Oliver | 作成日時:2017年2月9日 8時

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