十二天将 鸕宮天馬と恋をした。

第３符 ページ4

――――時を同じくして、陰陽連本部。





有「Aちゃんは相変わらず堅いな〜
まっ、その性格のおかけで助かってる部分も多いんだけどね〜☆」



士「有馬さん、俺も鳴神町へ行きます。
許可を頂けませんか。」



有「いや〜君ほんとド真面目だよねぇ☆
そんな働き過ぎても過労死しちゃうよ？？
君には適材適所って事で、必要な時に動いてもらうから今は必要ないよん☆」



士「ですが...
Aだけでは安心出来ません、
自分が行った方が、」


有「ほらーかたいかたい！
見てご覧この子凄く良くないっ？☆
可愛いよねぇ〜☆」


有馬はいつも持っているAV女優の雑誌を士門に無理矢理見せる


士「はぁ。俺はそんな物には興味ありません。」


有「でもAちゃんには興味がある」


一瞬だけだが、有馬に鋭い目線を送られて思わず俯いてしまう。



士「...っ!!///」


有「士門くん、君ほんっとわかり易いよねはははっ☆
大丈夫だよ、Aちゃんは十分強い。
十二天将レベルの実力を持っているからね〜。僕が見込んだ子だからそんな簡単にヘマしないよ。」



士「...分かりました。ですが、何かあったらすぐに行きます、それだけはご容赦下さい。では、失礼します。」




有「......Aちゃん
不思議な子だよね〜
あんなに堅物の士門くんまで骨抜きにしちゃうなんて☆
ね？そう思うよね、天馬くん？」


つむっていた目を開けてオッドアイの瞳で有馬を軽く睨みつける。



天「...うるせぇ。
Aをいつまで鳴神町に置いておくつもりだ。」

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