りんごジュース【中務裕太】

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Aside



夏休みもあっという間で、あとたったの1週間。

今年の夏休みはほとんど家にいたな〜って、、

考えてる今もこうして家にいる。笑


だって、おうち涼しいんだもん。


りのも家に呼んだりしてたな、、

やっぱり2人でいる時間が1番長いんだな、って思ったり



あぁ、そいえば

裕太先輩からのLINE来なくなったなとかも、、



とにかく家にいるといろいろ考えちゃうから

音楽を聞きながら、宿題をすることに。



残ってるの苦手な教科ばっかなの。



数学と物理はほんとに苦手で、、無理。

どう頑張ってもわかんないもんはわかんない。



『アイス食べたい、』



そう思いたって、

暑い中財布と携帯だけ持って近くのコンビニへ。



バニラと抹茶で迷ったけど、やっぱり抹茶。



帰って食べたら溶けちゃってるかなって思って

すぐそこのベンチに座って食べる。



にしても、あっちぃ。



半分まで食べたところで、誰かが私の目の前に立ったのが分かった。

いつから居たのかわかんないけど、、



裕太「なんか、久しぶりやな、、笑」




なんで、



『ほんとに、久しぶりですね笑』



会いたいって思ってる時にちょうど

会いに来てくれるの、？



裕太「最近、LINEも出来てなかったしごめんな」


『あ、大丈夫ですよ！全然、！』



本当は大丈夫じゃなかったけど



裕太「、、あ、宿題終わった？」


『今、頑張ってるとこです(笑)』


裕太「俺もう終わってん」


『早い、、笑』


裕太「何が残っとるん？」



『数学と物理、苦手で。教えてくれる人いたら違うんですけど、なんて。笑』



裕太「、、俺でも良ければ教えるで？」



『本気で言ってます、？』



裕太「もちろん」



『ほんとに、いいんですか？』



裕太「いいんやって。笑」



『えやっぱり迷惑じゃないですか？』


裕太「俺が、教えたいねん」





それやったらええやろ？って聞いてくる裕太先輩に

はい、と頷くことしか出来なかった。





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