りんごジュース【中務裕太】

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目の前でパスタをくるくるってフォークに巻き付ける中務裕太。

あぁ、この人は何を食べてても画になるお人だ。

黙って食べててもつまらない。

ていうか、これこそ、、

今この時こそ、アタックするチャンスだと思う。

今なら私、なんでも出来ちゃう気がするし。

夏休み！無駄にしたくないの、！


『裕太先輩、』

裕太「どした？」

『今日の映画、面白かったですね』

裕太「それ、さっきも言っとった笑」

『あれ、？』

裕太「あれ？笑笑」

『あ！あ！あの映画続きあると思います？』

裕太「あって欲しいけどなぁ〜」

『ここまで続いたからにはその先も気になります』

裕太「続編でたらまた見に来ような」



『…へ、？』



な、な、、なに、？！！


裕太「ん？笑」


『い、いいんですか、？私なんかで、』

裕太「Aちゃんしかおらんねん、この映画好きな友達」




友達。




『わ、私も、裕太先輩だけ。』


映画の趣味合う、友達、、だから。


だから、仲良くしてくれてんのか。そっか。



浮かれるのも大概だな、笑









裕太「このパスタ美味っ、」



私には少し、しょっぱい気がした。



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