りんごジュース【中務裕太】

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『、え？…えええええ？！』


裕太「いや、なんで？4人で観るんちゃうん？笑」


『そうですよ！聞いてないです！』


龍友「まぁ、言ってなかったからな笑」



遡ること数分前。




待ち合わせ場所から少し歩いたとこにあるショッピングモールに着いて

4階にある映画館に向かうエレベーターの中でのこと。


りの「映画、何観るんですか？」

龍友「最近よう宣伝しよるあの外国の映画にしよかな〜て」

りの「いいですね！私もAもそういうの好きで！」

『うん！めっちゃ観たいって思ってました！』

龍友「あ〜、その事なんやけどな、、チケット二人分しか残ってなかってん」

裕太「え、どうするん笑」


龍友「裕太くん、あの他のやつ観たい言っとったやん？あれAちゃんと観てきてくれへん？すまん！」


裕太「俺はええけど、、あの映画、」


え、あの、いや、、話進んでるけどさ、

私、無理だよ？ん？

中務裕太と2人で映画、？

好きな人と一緒に、2人で映画、？

デートと変わりないではないか！！！？

心臓飛び出て家に帰っちゃうよそんなの


りの「なんて言う映画なんですか？」

裕太「あ〜、、〇〇ってやつなんやけど、」


知らん人多いし、女子はあんま好きなやつおらんやろって

笑いながら言ってる中務裕太。


あのね、ほんっとにこれは偶然なのだけれども、、


『りの、どうしよう。その映画私全シリーズ観てる、大好き。(ｺｿｺｿ』



映画の趣味まで一緒だとは、


もうこれは結ばれる運命？(やめとけ



りの「じゃあ、龍友先輩行きましょうか、！」


龍友「おう！」


裕太「…知っとる？この映画、なんやけど」


知ってるも何も、、ねぇ、笑



『私、それ全シリーズ観てます笑』

裕太「え！俺も！」



あれ！変なとこで意気投合。


すき。





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