りんごジュース【中務裕太】

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Aside




龍友「りのちゃん、Aちゃん〜」



私たちの名前を呼びながらポケットに手突っ込んで
こっちに向かって小走りしてる人。

数原先輩だ、

あ、後ろから中務裕太来てる。

前髪大丈夫かな、リップ落ちてないかな、



りの「数原先輩、弁当は？」

龍友「もう食べ終わって暇やから来た笑」

りの「早いですね〜笑」

龍友「お、唐揚げもらっていい？」

りの「あぁ、いいですよ笑」



なんて、いちゃいちゃしているりのと数原先輩。

何となく、私も会話には入れない感じで、、

ていうかりのの邪魔したくないし

いやそれよりも！中務裕太がいるしそれどころじゃない。


数原先輩もりのも、ふたりの世界に入っちゃってる、、

こ、ここは、中務裕太と話すしかない。うん。、

LINEであんだけ話してんだもん。平気だよ、。


『な、中務先輩、』

裕太「ん？」


おぉ、やばい。

私が座ってるから見上げるように中務裕太を見ているんだけど

この角度もいい、、かっこいい、目の保養、


裕太「ん？どした？笑」

『あ、その、今日！私小林先生の授業ありました、笑』

裕太「寝んかった？笑」

『眠かったけど、何とか笑』

裕太「俺無理や〜、絶対寝る」

『だって、国語の時私席1番前だから、笑』

裕太「そりゃ寝られんな笑」

『中務先輩、やっぱ眠そうな目してる笑』

裕太「もうちょい見開いた方がええとか？笑」


そう言って、キリッって二重くっきりにさせて

目見開きながら私の事見てくる中務裕太、

やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい、




わたし、ぜったい、かおあかい、




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