りんごジュース【中務裕太】

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裕太side




部活に行った人、帰った人、

気づけば教室は俺と龍友くん2人だけ。

まぁいつもの事やけど笑



窓を開けて外を眺める龍友くん。

俺が心を許す人、片手で数えるくらいやけど

龍友くんはなんかずっと一緒におれんねんな。

なんか、、波動からして合うねん。笑


『なぁ、外になんかあるん？』


龍友「別に〜」


『じゃあなんでそんな見とんねん笑』


龍友｢1年の子が部活出るようなったやん？｣


『あぁ、入部の時期か』


龍友｢可愛い子探し〜｣


『んなおらんやろ笑』


龍友｢今年は美女2人が入学したって聞いたんやけどな｣


『なんかそれ俺も聞いたわ』



龍友｢な？どの部活入ったんやろ｣



『どの部活でも俺ら関係ないやん笑』



龍友｢ほぼ帰宅部やしな！笑｣




俺と龍友くんは一応放送部。

帰宅部がなかったから仕方なく入ったのが、放送部。

文化祭と体育祭以外なんもないし。




龍友｢放送部やったりして〜｣



『もしそうやったら狙うやろ龍友くん笑』



龍友｢どれくらいの美女かにもよるけどな｣



『真顔で言うなや笑笑』



龍友｢裕太くんも気になるんやろ？笑｣



『そりゃ美女って聞いたら気になるやろ笑』



龍友｢放送部来い！｣







って、冗談のつもりやったんやけどな〜。笑



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