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今日もいつもどおり学校へ向かう

今日はテヒョンにお弁当を作ってきた。

一緒にお弁当を食べようと思って!

昨日鍵をかけたロッカーは何も荒らされてなかった。

良かった〜と心の中で一息ついた時だった。

“バンッッッ!!!”

鈍い音が昇降口中に響く。

私の反対側の通路から音はした。

テヒョンがいる。

私はテヒョンの元へと向かう。

そこには目を疑うものがあった。

鍵は壊され荒らされているロッカー

昨日よりももっと酷い。

テヒョンはうなだれていた。

誰も近づこうとしない。

私はテヒョンに近づいた。

...かける言葉が見つからない

私のせいなのに...

「テヒョ...

テ「わりぃ、先行ってて教室」

目も合わせずにいつもより低い声で話すテヒョン

「ねぇ」

私はテヒョンの腕を掴んだ。

バッ...

振り切られた。

テ「俺は大丈夫だから。Aは大丈夫だった?」

私の上履きを見ると視線をまた自分の足元へと戻した。

テ「良かった。先行ってろって」

「やだよ」

嫌な予感がした。

私なりの止め方だった。これしか止める方法はなかった。

テ「行けって」

「なんで?テヒョン置いてなんて行けない」

テ「行けっつってんじゃん」

荒々しく立ち上がり私の腕を引っ張った。

私の顔も一切見ない。

テヒョンがとっさに立ち上がって歩き始めるからテヒョンのバッグを私が持ったままだ。

私の教室に着くとドアを荒々しく開けて私を教室に押し込んだ。

テヒョンは私の顔も見ずにドアを閉めた。

強く閉めたせいで跳ね返ったドアの隙間を私はただ見つめていた。

授業中だってテヒョンのせいで上の空

私の事嫌いになった?

私と付き合うとロクな事がないよね

私達別れた方がいいのかな

頭の中をよぎるマイナスな気持ち

机の下で隠して打つカカオトーク

“テヒョン今どこ?”

ポロロロンッと軽快な音はテヒョンのバッグから鳴った。

テヒョンのバッグは私を見て嘲笑ってるかのように見えた。

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はに(プロフ) - ふにたんさん» いつもありがとうございます^ ^コメントとっても嬉しいです!こんな自己満な小説ですがお付き合いいただきまして光栄です!お互い小説作り頑張りましょう^ ^WWIC楽しかったですね!そしてテヒョンちゃんがドラマに大抜擢!!!楽しみです^ ^ (2015年3月24日 1時) (レス) id: d8d2abe6d7 (このIDを非表示/違反報告)
ふにたん - はにサンの作品とても面白くて好きです☆° 毎回の更新楽しみにしておる者です(笑)私もうぃのちゃんの小説書いてるのですが、はにサンのように上手くは書けませぬ…(苦笑) それと、私もWWIC行きました♪ (2015年3月23日 23時) (レス) id: 8e8b743597 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はに | 作成日時:2015年2月6日 16時

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