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深夜に練習が終わり皆で一緒に帰る。
ユ「俺とジヌヒョンは先帰るから」
今は深夜１時過ぎ
ファンもほとんどいない。
テ「俺めぐ送ってから帰る」
ジ「気をつけて」
スンユンとジヌと分かれて私の家へ向かう。
テヒョンは私の手を握り一歩先を歩く。
しばらくすると私の携帯が鳴った。
電話には“ヤン社長”の文字
すぐに電話に出た。
「もしもし？」
ヤ「A、寮に入れ」
ヤン社長はいつも唐突だ。
「寮ですか？」
ヤ「スンユン達と一緒に」
「女一人ですか？」
ヤ「平気だろ？」
「あ、はい...」
ヤ「出来るだけ早くな」
「分かりました」
テヒョンは不思議そうな顔で私を見る。
「寮に入れって」
テ「俺らの？」
「うん」
テ「確か一部屋空いてる」
「そこに？」
テ「俺と一緒でいいじゃん」
「嫌だよ」
テ「なんで？」
「なんでも」
テ「でもなんで...」
「分かんない」
私達の頭は大きなハテナでいっぱいだった。
テ「引越し手伝うから」
「ありがとう」
テ「早めに来いよ」
「一緒にいたいの？」
テ「当たり前じゃん」
私は幸せでいっぱいだった。
テヒョンとずっと一緒に居られる。
私達は今までの関係となんら変わりない。
ただ肩書きが“彼氏と彼女”
そうなっただけだ。
家に帰ると誰もいない。
リビングには置き手紙。
“忙しくてしばらく帰ってこれない。ごめんね”
いつものことだ。
テヒョンは私の後ろからそのメモを一緒に見てた。
いつもの事なのになんだか寂しい。
泣いちゃいけないのに...
涙が溢れるんだ。
「テヒョッ...
私はテヒョンに抱きついた。
テ「A、泣くなよ」
「テヒョン、一緒にいて」
テ「うん」
私達は近くのコンビニでテヒョンが必要なものを一通り買って帰った。
テ「腹減った」
「ご飯作ってあげる」
テ「Aの料理大好き」
私は夏休みの間毎日皆に夜ご飯を作っていた。
わかめスープとキムチなどのおかずを少し出して一緒にご飯を食べた。
「なんか夫婦みたい」
私は足のつかない高い椅子で足をぶらぶらと振った。
テ「落ちるからやめろよ」
テヒョンは私を注意しながらご飯を夢中に食べてた。
いつかここには子供がいて...
いつかテヒョンと...
いつかを夢見ながら...
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はに(プロフ) - ふにたんさん» いつもありがとうございます^ ^コメントとっても嬉しいです！こんな自己満な小説ですがお付き合いいただきまして光栄です！お互い小説作り頑張りましょう^ ^WWIC楽しかったですね！そしてテヒョンちゃんがドラマに大抜擢！！！楽しみです^ ^ (2015年3月24日 1時) (
レス) id: d8d2abe6d7 (このIDを非表示/違反報告)
ふにたん - はにサンの作品とても面白くて好きです☆° 毎回の更新楽しみにしておる者です(笑)私もうぃのちゃんの小説書いてるのですが、はにサンのように上手くは書けませぬ…(苦笑) それと、私もWWIC行きました♪ (2015年3月23日 23時) (レス) id: 8e8b743597 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はに | 作成日時：2015年2月6日 16時
