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「…で、結局Aちゃんから研磨に告白したってことか」
「はい、そうなんです」
私は今、夜のファミレスでバレー部の先輩と研磨との恋愛話をしている。
どうやら今まで研磨は、黒尾先輩に色々聞かれても何も教えなかったみたいだ。
それに、私は私で昔の研磨のことを教えてもらいすっかり仲良くなった。
「ふーん、なるほどね。研磨のどこが好きなの？」
「可愛いところです！」
「可愛い！？」
私が即答すると先輩たちは爆笑する。
逆に研磨は嫌そうに私たちの方を睨んでいた。
「可愛い？研磨が？」
「可愛いじゃないですか！肌白くて髪サラサラで顔綺麗だし…いつもツンツンしてるのにたまに笑ってくれるところも拗ねるところも可愛いですよ」
「随分研磨のこと溺愛してるみたいじゃん。良かったな、研磨」
やば、話が弾みすぎて色々喋りすぎた…
慌てて研磨の方を見ると、顔は赤くなって下を向いていた。
「え…」
「トイレ行ってくる」
研磨は少し怒ったように立ち上がって行ってしまった。
余計なこと言いすぎたかな…
私はため息をつくと黒尾先輩は優しくフォローしてくれる。
「ごめんな、俺もからかいすぎた。Aちゃんは何も悪くないから、気にするな」
「はい、ありがとうございます…」
ご飯食べてからだいぶ時間も経ったし…もうそろそろ帰らないと怒られるかな…
私は時間を確認しようとスマホを取り出すと、手が滑って落としてしまう。
それに気づいた黒尾先輩は拾ってくれる。
「あ、すみません…」
「おう、大丈夫……」
私のスマホを拾った黒尾先輩はじっと画面を見つめると動きを止める。
何を見てるのだろうと首を傾げると、黒尾先輩は少し笑う。
「…Aちゃん、本当に研磨のこと大好きなんだな」
そう言って見せられたのは、ホーム画面にしていた研磨の寝顔の写真だった。
私は恥ずかしくなり両手で顔を隠す。
忘れてた……
彼氏の寝顔をホーム画面にしてるとか、さすがに変な人だと思われたかもしれない。
「すみません……こっそり撮っちゃって…
このこと、研磨にはまだ言ってないんで内緒にしてもらってもいいですか…」
「…何が？」
後ろを振り向くと、トイレから戻ってきた研磨がいた。
………しまった。
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チョコ - とっても面白かったです! (2020年12月7日 23時) (
レス) id: b3f09b082b (このIDを非表示/違反報告)
Namo◎(プロフ) - りんごあめさん» こちらこそ最後まで本当にありがとうございました！りんごあめさんのようなコメントのおかげで頑張れました！これからもよろしくお願いいたします(^_^) (2020年4月5日 17時) (レス) id: ecfedaf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - お疲れさまでした！素敵な作品をありがとうございました。ゆっくりと休んでください！ (2020年4月2日 22時) (レス) id: e7faacb67c (このIDを非表示/違反報告)
Namo◎(プロフ) - りんごあめさん» りんごあめさんありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！ネタが思い浮かんだらたくさん更新していきますね！そう言っていただけて助かります！ (2020年3月16日 21時) (レス) id: ecfedaf1f0 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - 研磨の作品で一番好きです!毎回ドキドキして、心臓が持ちませんよー(笑)更新楽しみに待っています！崩壊してないの凄い！! (2020年3月14日 21時) (レス) id: e7faacb67c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Namo◎ | 作成日時：2019年11月4日 22時
