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何度も諦めようと思ったし、顔で言えばセフンだってカッコいいんだからセフンでいいじゃん！
って考える努力はしたんだけど、無理だった。
『練習しよっか、セフン』
SE「………ん。」
私はクルッと半回転して、教室に向かった。
私はどうしたいんだろう___________。
＊＊
それから3日が経った、昼休みの話。
私は親友のヨナとお菓子を食べながら、まぁ……ミンソクの話をしていた。
ガラッと勢いよくドアの開く音が、教室に響く。
SE「A！」
飛び込んできたのはセフン。
セフンがあまりにも大きな声で私を呼ぶもんだから、クラスメイトから変に注目を浴びる。
YN「どうしたの？セフン」
ヨナがセフンに声をかける。
セフンが血相を変えてやってくる理由が私にもヨナにもわからない。
SE「ちょっと来い。」
そう言って、私の腕を掴むと教室から引きずり出された。
『ちょ……何？どうしたのさ？』
SE「俺もさっき他クラスの奴から聞いたんだけど、ミンソクが1年に告白された。
しかも、あいつ断らなかったらしい。」
私はただ呆気にとられる。
断らなかった・・・ってことは。
SE「考えさせて欲しいって答えたって。
その告白した1年は、頻繁にバスケ部に顔を出してた子らしい。あーもー……だから、早くしろって言ったんだよ」
※ミンソクはバスケ部です。
『……私は、別に…関係ないし』
SE「自分の顔、鏡で見てみなよ。そんな顔してよく関係ないなんて言えるね」
『………っ。』
SE「絶望。どん底って顔してるよ。俺はAのそんな顔を見るのはつらい」
セフンは心配してくれているんだ。
そして、いつまでも煮えきらない私の背中を押したいのだろう。
でも・・・、
『仕方ない。縁がなかったんだよ。』
私はハハッと笑ってみせた。
『私、チャニョル先生に呼ばれてたの忘れてた。ちょっと行ってくるね』
セフンをその場において、私は職員室に向かった。
＊＊
部活終わりに、集めている少女漫画の新巻を買うために本屋に立ち寄った。
私は新巻を手に取った。
少女漫画のヒロインは素直で可愛くて、必ずハッピーエンドが待っている。
こんな都合のいい話なんてあるわけないと思いながらも、読み続けるのは、憧れているからだと思う。
私にもハッピーエンドが来ると何処かで思っていた。
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りる - 初めまして〜♪ｼｬｯﾌﾙﾒﾙﾄのお話、毎回楽しませていただいています…皆様個人の素敵なお話をいつも読ませていただいてるので、企画ものはまた違って、新鮮で楽しいです♪続けて頂けたら嬉しいです…が無理なさらないで下さい！体調には気をつけて頑張ってください♪ (2016年12月25日 23時) (携帯から) (
レス) id: 775f2cdca2 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - レタスさん！ハッピィクリスマス！あなたのお話…すごく好きです…文章のセンス、間、流れ、全てがツボです。これからも続けて下さいね！私はずっとレタスさんのペンですよー (2016年12月24日 22時) (レス) id: 56b484f566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レタス ちょな NeNe 北国 練乳 ゆーりんご x他4人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年12月23日 9時
