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A「こ、ここのステンドグラスの窓オシャレだね！」
そう言って指さした先。
そこにはいかにも「クリスマス！」と言った感じのステンドグラスで飾られた窓。
スホくんはそれを見ると「あぁ」と呟いて
スホ「知ってた？
最近の人ってステンドグラスはガラスに色を塗った物だと思っているらしいよ」
A「え！？そうなの！？」
スホ「まじまじ。俺ステンドグラス好きだから少し残念なんだよね。」
ステンドグラス、好きなんだ。
確かに１つ１つ色が違って、覗き込むと違う世界が見えるのは神秘的だと思う。
A「ステンドグラス、か」
スホ「凄いよね。一つ一つ形がぴったり合うように職人さんたちが削ったり探したりしてるって。」
スホくんはマグカップを持つとそっと口付ける。
その一連の仕草に思わずﾎﾞｰｰっと見蕩れてしまった。
スホ「行く？」
A「え？」
スホ「ステンドグラス展やってるところあるんだ」
A「い、行きたい！」
やった！
スホくんと遊べるんだ……！
スホ「んーじゃあ」
スホくんは長くて綺麗な人差し指を口元に当てると、ｸｽﾘと笑って
スホ「25日、遊ぼうか。」
スケジュール帳を取り出す。
あぁ、確かに25日なら給料日だし＿＿＿＿って
A「25日ぃ！？！？」
そこには御丁寧に【クリスマス♡】と書かれていて。
かんっっっっっぜんに忘れていた。
というか、誘い方が「クリスマス」を意識させないあたり凄い……！
スホ「見に行くでしょステンドグラス？」
A「え？え？」
スホ「ついでに木に巻きついた電球」
A「クリスマスツリー！？」
スホ「いや、イルミネーション」
うわぁ……！
なんでこの人こんな言い方が回りくどいの！
でも
A「……行く」
スホ「ん。行こ。」
少し＿＿＿＿いや、かなり舞い上がってる自分がいる。
あーーーっ幸せ！
消しゴムを取り出した。
チャニョル先生が言ってた言葉を思い出す。
『でも実はその後にもう一つ意味があるんだ。
“ただ、あなたと会えるかもしれないのですぐに変更できるように鉛筆書きで”』
.
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りる - 初めまして〜♪ｼｬｯﾌﾙﾒﾙﾄのお話、毎回楽しませていただいています…皆様個人の素敵なお話をいつも読ませていただいてるので、企画ものはまた違って、新鮮で楽しいです♪続けて頂けたら嬉しいです…が無理なさらないで下さい！体調には気をつけて頑張ってください♪ (2016年12月25日 23時) (携帯から) (
レス) id: 775f2cdca2 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - レタスさん！ハッピィクリスマス！あなたのお話…すごく好きです…文章のセンス、間、流れ、全てがツボです。これからも続けて下さいね！私はずっとレタスさんのペンですよー (2016年12月24日 22時) (レス) id: 56b484f566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レタス ちょな NeNe 北国 練乳 ゆーりんご x他4人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年12月23日 9時
