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気持ちが晴れずにいた私は近くの公園で1人バスケの練習をしていた。
3Pシュートを決める。
「ナイシュー」
『･･･ジュンミョン、どうしたの』
「何かAのっぽいボールの音がするから」
『私のっぽいって何』
「3年間ずっと聞いてきたから分かるんだよね」
そんな普通に聞けばどうでもいいような事でさえ嬉しく感じる。私って分かったから来てくれたんだよね？
･･･なんて、柄にもない。辞めよう。
それから私とジュンミョンの1:1での勝負が始まった。
『はーっ、ジュンミョン強すぎ･･･』
「女に負ける訳にはいかないからな」
気付けば空は赤く染まっていた。
2人でベンチに腰掛ける。
「クリスマス会、誘われた時はビックリした」
『私もベクがジュンミョン誘おう！って言い出すからビックリした』
そう言えば。
ジュンミョンって呼んでる女の子、私だけだよね。
みんなベクの付けたスホって呼び方で呼んでいる。
なんだかそれが嬉しく思えて、勝手に頬を赤くしてみたり。
きっと、空も赤いからバレないよね。
「でも、楽しみかも」
『マジ？私ら煩いよ』
「うん、知ってる」
『ま、ジュンミョンも煩いからね〜、実は』
多分、ジュンミョンと仲良く話せる女の子も私だけ。
ここでまた、少しの優越感。
『ジュンミョン』
きっとこの時の私には、何か魔が差した。
「ん？」
ここで聞かなければ、せめてクリスマス会は。
『ジュンミョンって、好きな人とかいる？』
「Aがそういう話持ち出してくる日がくるなんて･･･」
『馬鹿にしてんな？！』
「冗談だよ。･･･好きというか、気になってる人はいる」
ドキリ、心臓が大きく跳ねた。
『･･･ジュンミョンが恋してんのかー』
「ヤー、なんだよそれ！」
『冗談だよ。応援してる』
そう言うととても優しく微笑んで、ありがとうと返すのだ。
この瞬間に確信した。
ああ、彼の気になっている相手は私ではない。
この恋は、叶わないんだ、と。
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りる - 初めまして〜♪ｼｬｯﾌﾙﾒﾙﾄのお話、毎回楽しませていただいています…皆様個人の素敵なお話をいつも読ませていただいてるので、企画ものはまた違って、新鮮で楽しいです♪続けて頂けたら嬉しいです…が無理なさらないで下さい！体調には気をつけて頑張ってください♪ (2016年12月25日 23時) (携帯から) (
レス) id: 775f2cdca2 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - レタスさん！ハッピィクリスマス！あなたのお話…すごく好きです…文章のセンス、間、流れ、全てがツボです。これからも続けて下さいね！私はずっとレタスさんのペンですよー (2016年12月24日 22時) (レス) id: 56b484f566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レタス ちょな NeNe 北国 練乳 ゆーりんご x他4人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年12月23日 9時
