スノードーム･フィルター ゆーりんご ページ34
いつからだったんだろう。
彼のことを好きになったのは。
3年間部活が一緒で、クラスも一緒。
「A、今年も一緒じゃん」
『何でジュンミョンと一緒なのかなー』
「はー？お前そんな事言うか？3年間一緒なんて嬉しいだろ」
『あー、面倒くさい･･･』
「ヤー！」
可愛くない返しだ。本当は･･･嬉しいのに。
_______
「A！クリスマス暇だろ、クリスマス会しよーぜ！」
『暇って決めつけないでよね！･･･暇だけど』
そしてもうすぐクリスマス。
仲の良いベクが私の机を揺らす勢いで話しかけてくる。
仲の良いソヨンとルハンもいれて4人でクリスマス会をしよう、そういう話だった。
トントン拍子で進んだクリスマス会の話。･･･と思っていた。
「クリスマス行けねえって」
「なんで？！」
「彼女、出来ちゃった♪」
私たちの間に戦慄が走った。
あのルハンに、彼女？！
私たちに散々顔だけイケメンとからかわれてきたこのルハンに抜け駆けされるなんて！！！
「えーーー。じゃあ男女比悪くなるじゃん。そうだ、スホでも誘うか！」
「へ･･････？」
『ジュンミョン？！』
ベクはなぜだかジュンミョンの事をスホと呼ぶ。
ベク曰く"あいつディフェンスじゃん！守護！だからスホ！"と訳の分からないことを言っていたんだけど。
そっ、それより、ジュンミョン誘うの？本当に？
『ソヨン、あんたってジュンミョンと関わりあったっけ？』
「ない･･･に等しい」
さっそくベクがジュンミョンに誘いに行っている。
それを私たちは少し遠目で見る。
「かっこいい、な」
『･･････え？』
いま、ソヨン、なんて言った？
ソヨンの顔を見れば何でもないよ、なんて言うけど、なんでもない訳無いじゃん。
私の胸の中がざわめき始めた瞬間だった。
「ほら、スホー。ソヨンもいるよ？」
「そうなの？」
ジュンミョンがソヨンの方を見る。
「A･･････」
恥ずかしそうに私の後ろに隠れたソヨン。
『珍しいね、あんたが照れてんの』
「まぁ、少しいいなって思ってるから」
ドキリ、と心臓が大きく跳ねた。
いま、何て？
もしかして、ソヨンはジュンミョンの事が好きなの？
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りる - 初めまして〜♪ｼｬｯﾌﾙﾒﾙﾄのお話、毎回楽しませていただいています…皆様個人の素敵なお話をいつも読ませていただいてるので、企画ものはまた違って、新鮮で楽しいです♪続けて頂けたら嬉しいです…が無理なさらないで下さい！体調には気をつけて頑張ってください♪ (2016年12月25日 23時) (携帯から) (
レス) id: 775f2cdca2 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - レタスさん！ハッピィクリスマス！あなたのお話…すごく好きです…文章のセンス、間、流れ、全てがツボです。これからも続けて下さいね！私はずっとレタスさんのペンですよー (2016年12月24日 22時) (レス) id: 56b484f566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レタス ちょな NeNe 北国 練乳 ゆーりんご x他4人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年12月23日 9時
