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2人で黙々と作業をしてるのもあって、作業は最終下校時刻に間に合った。
「やっと、終わった〜〜！！！」
そう言うと、チャニョル先生はぐてぇと机の上に突っ伏した。
チャニョル先生は、生徒の悩みを聞く時は大人ぽいのに、こうして、ところどころ子供ぽいところがある。
そういうところも、人気になる要素なのかな、なんて最近分かってきた。
「あ、そうだ！Aちゃん、ちょっと待っててね。」
そう言うとチャニョル先生がむくりと起き上がり、どこかに行ってしまった。
なんだろうと思って、待っているとふんわりと甘い匂いがした。
コトンと置かれたのは温かいココアだった。
「これ、手伝ってくれたお礼。ミルクティー飲めないAちゃんでもココアなら飲めるでしょ？」
そう言ってチャニョル先生はにこやかに笑った。
「え…、なんで知ってるんですか…？」
「前、みんなと話した時に言ってたでしょ？俺、女の子ってみんなミルクティー好きだと思ってたから、覚えてたんだよね〜」
絶対その場にいた人に聞いても、覚えてないようなそんな、些細なことでもチャニョル先生は覚えていて。
何故かそれだけで、心が暖かくなった気がした。
慣れない感覚を打ち消そうとココアを口に運ぶとチャニョル先生の手に可愛くラッピングされた何かが見えた。
「チャニョル先生、何持ってるのなんですか？」
「あ、これ？なんか今日さクラスの女の子たちに貰ったんだけど、1人で食べるのもあれだし、せっかくだからAちゃんと食べようと思って。」
嬉しそうに笑うチャニョル先生を見て、また胸が大きく波打った。
え、なにこれ。
チャニョル先生は子供のように無邪気にお菓子のラッピングを解いた。
そして、花の形に結ばれたリボンじっと見つめ、私の顔と何回か見比べると、そのままそのリボンを私の頭に髪飾りのように付けた。
「あ、似合う、かわいい。」
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りる - 初めまして〜♪ｼｬｯﾌﾙﾒﾙﾄのお話、毎回楽しませていただいています…皆様個人の素敵なお話をいつも読ませていただいてるので、企画ものはまた違って、新鮮で楽しいです♪続けて頂けたら嬉しいです…が無理なさらないで下さい！体調には気をつけて頑張ってください♪ (2016年12月25日 23時) (携帯から) (
レス) id: 775f2cdca2 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - レタスさん！ハッピィクリスマス！あなたのお話…すごく好きです…文章のセンス、間、流れ、全てがツボです。これからも続けて下さいね！私はずっとレタスさんのペンですよー (2016年12月24日 22時) (レス) id: 56b484f566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レタス ちょな NeNe 北国 練乳 ゆーりんご x他4人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年12月23日 9時
