＊ ページ3
.
バチッとスホ君と目が合う。
そう、今は２回目の休み時間。
ルハンがクリスマス来れないことを受けて、ベクがスホ君を誘ってる最中だ。
そしてそれをギリギリ声が聞こえるくらいの距離で私とジュヒョンは見ている。
う、、、
A「じゅ、ジュヒョン……」
視線に耐えかねてジュヒョンの後ろに隠れる。
ジュヒョン「珍しいね。あんたが照れてんの。」
A「まぁ、少しいいなって思ってるから」
ジュヒョン「…………そっ、か」
ジュヒョンは少し黙り込んだ後
ジュヒョン「ジュンミョーン。クリスマスおいでよ。」
と言う。
いいなぁ〜！
ジュンミョンって呼ぶの。
多分女の子で「ジュンミョン」って呼んでるのジュヒョンくらいだよね？
その特権羨ましい。
なんでジュヒョンがスホ君を本名で呼んでるのかは知らないけど、「特別感」羨ましいな。
部員だからとか？
スホ「なに？来てほしいの？」
笑いながら言うスホ君。
ず、ずきゅん。
現金なやつだ私。
ちょっと意識し始めた途端、そんな些細なことにもドキドキしちゃうんだから。
ジュヒョン「ヤー！ボール顔面にぶつけるぞ！」
スホ「うわ、怖。」
スホ君ってノったりするんだ……！
新発見！
この数分間だけで新発見があるってことは、もっとスホ君のこと知ったら……うわ、私ドキドキで死ぬんじゃないのか。
でも＿＿＿＿
もっと知りたいな。
チャニョル「はーーーい。テスト返すぞー。」
意味不明なタイミングで入ってきた担任兼現国の先生。
シンプルに言って、KY。
答案返却で名前を呼ばれて立ち上がった時に１度だけスホ君と目が合った。
くそ。
一気に意識しすぎだ私。
チャニョル「A。お前俳句や短歌ダメダメだな。現代文とかはできてるのに。」
教卓の前、チャニョル先生は私を見下ろして言う。
チャニョル先生は持ち前の美貌と卓越した話術を持っていることから生徒から人気だ。
まぁもっぱら私は興味がないけれど。
A「だって短歌とか意味わかんない。俳句と何が違うの？」
チャニョル「はぁ？」
A「だって入り込めないもん！」
チャニョル先生は困ったように後ろ髪を書く。
A「心情とかも意味わかんないし」
チャニョル「えー？この歌とかお前世代にはぴったりだろ」
A「なにそれ」
チャニョル「お前問題読んでないのか」
A「鉛筆転がした」
あっけらかんと答える私にふざけて拳を落とすチャニョル先生。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 487人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りる - 初めまして〜♪ｼｬｯﾌﾙﾒﾙﾄのお話、毎回楽しませていただいています…皆様個人の素敵なお話をいつも読ませていただいてるので、企画ものはまた違って、新鮮で楽しいです♪続けて頂けたら嬉しいです…が無理なさらないで下さい！体調には気をつけて頑張ってください♪ (2016年12月25日 23時) (携帯から) (
レス) id: 775f2cdca2 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - レタスさん！ハッピィクリスマス！あなたのお話…すごく好きです…文章のセンス、間、流れ、全てがツボです。これからも続けて下さいね！私はずっとレタスさんのペンですよー (2016年12月24日 22時) (レス) id: 56b484f566 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レタス ちょな NeNe 北国 練乳 ゆーりんご x他4人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年12月23日 9時
