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突然だけど、俺は昔から 何かと運が良い。
自信家な俺に、神様が味方してくれてるのか 俺自身が運を引き寄せてるのかは分からない。
けど、成し遂げたいと思った事を、ひたむきに頑張っていたら、いつの間にかそれが成し遂げられていたりする。
俺が思うに、それは80%の努力と20%の運。
大変な事があっても、なんだかんだ 神様は俺に甘いんだ。
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早朝、なんだか目覚めが良くて、なんだか 準備も早く終わって。
なぜだか、俺はいつもより一本早めの電車に乗っていた。
…うげぇ、いつもより一本早かろうが遅かろうが通勤ラッシュには 変わりねーのな。
もみくちゃにされながら 手すりを持ってバランスを取っていると プシューッと扉が開き、また人が雪崩れ込んできた。
すると、サラリーマンにぶつかり 転けそうになりながら電車に乗り込んでくる 女の子が1人。
…やっぱり、神様は俺に甘々だ。
その子が転ける寸前、手を伸ばし その子の腕を掴む。
「っわ！？」
俺に掴まれ、状態を上げられたその子は なんとか転ける事なく 俺の前のスペースに収まった。
「あ、ありがとうございます…！」
パチ パチ
昨日、ステージで見た時よりも ふにゃっとした雰囲気のその子の飾り気のない笑顔に また俺の心臓が音を立てる。
踊ってる時も、そうじゃない時も 俺好み。
「いえいえ。 そういえば昨日、ダンスの発表会 観に行きましたよ」
そう声をかけると 目を大きく見開く。
「えっ…！？観に来て下さっていたんですか！？ありがとうございます…！」
わぁ、嬉しい と 笑顔を増すと 周りに花が飛んでいる感覚すら覚える。
「…Aさん、ですよね？」
「名前まで…！」
「あぁいや、一緒に観に行った子が Aさんの友達で…その流れで 名前知ったんです」
まぁ 俺が聞き出したから 嘘なんだけどね。
「友達…？あー！
ってことは…セフン、さん？ですか？」
まさか紡がれるとは思っていなかった 俺の名前。
いやまってやばい…
名前呼ばれるだけで心臓が痛いくらいドキドキするんだけど。
「え、なんで俺の名前…？」
「私も、その子からよくセフンさんのお話聞くので！
昨日も『セフンと観に行くからー！』って言ってましたし。」
あいつ、俺のどんな話してんだ？
すると、Aさんは あ！と何か閃いたらしく小さく声をあげた。
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りる - 初めまして〜♪ｼｬｯﾌﾙﾒﾙﾄのお話、毎回楽しませていただいています…皆様個人の素敵なお話をいつも読ませていただいてるので、企画ものはまた違って、新鮮で楽しいです♪続けて頂けたら嬉しいです…が無理なさらないで下さい！体調には気をつけて頑張ってください♪ (2016年12月25日 23時) (携帯から) (
レス) id: 775f2cdca2 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - レタスさん！ハッピィクリスマス！あなたのお話…すごく好きです…文章のセンス、間、流れ、全てがツボです。これからも続けて下さいね！私はずっとレタスさんのペンですよー (2016年12月24日 22時) (レス) id: 56b484f566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レタス ちょな NeNe 北国 練乳 ゆーりんご x他4人 | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2016年12月23日 9時
