第五十二話【三日月リン】 ページ3
その後、自分の対抗戦が終わった後、モーリスは木の木陰に横たわっていた。
モ「やっぱり…光はヤダな」
落ちていた細い木の枝で、彼女は魔法陣らしきものを描いた。その魔法陣は彼女が考えた魔法“暗闇”のものだった。
立ったとともに周りをキョロキョロ、と見回し、杖を持って呪文を唱える。
「フォリスト・メル・ソワード」
唱えると彼女の周りに暗闇が浮き出て、モーリスを包み込んだ。これは条件があり“その場に自分しかいないこと”というのが条件。
「暇だな…学院の中に行きたいけども…」
元々日光や光がダメなモーリスは、人目がないところに移動した。そして着いたところは学院の裏側。
「ここなら…誰も来ないよね」
服が汚れるのも構わず、彼女は地面に女の子座りで座る、あちらの方からいろんな音がかすかに聞こえてくるのが分かる。
「ふにゅ…少し寝よっかな…」コテン
モーリスは地面にそのまま横たわって、目を閉じてしまった、服がこれ以上汚くなるとも思わずに…。
「ん…?あ、寝ちゃったのか…」
信じられないことに服は汚れていなく、寝た時そのまんまだった。まだ向こうからは対抗戦の音がかすかに聞こえる。
「そろそろ戻ろっかな…」
暗闇が切らないうちに、モーリスは元いた場所に杖に乗って戻った。
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雪白(プロフ) - ブラックアイさん» ダメな場合は日時を決めましょう (2019年1月19日 18時) (レス) id: acba558d74 (このIDを非表示/違反報告)
雪白(プロフ) - ブラックアイさん» 今なら大丈夫です! (2019年1月19日 17時) (レス) id: acba558d74 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックアイ - 日と時間決めますか? (2019年1月19日 17時) (レス) id: b64c02d5d7 (このIDを非表示/違反報告)
雪白(プロフ) - ブラックアイさん» ごめんなさい見てませんでした!次はしっかり見ておきます!! (2019年1月16日 20時) (レス) id: acba558d74 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックアイ - 雪白さん» パスワードお願いします! (2019年1月16日 17時) (レス) id: b64c02d5d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪白 x他5人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2018年10月23日 19時