余命 54日…目覚め… ページ5
………
…目を覚ますと
私はまったく知らない所にいた
広めの部屋の…ベッドの上
そして、その部屋にもう一人…
髪の長い銀髪の男がイスに
座りながら口を開けて寝ていた
私はとっさに近くにあったﾃｨｯｼｭの箱を、その男に投げつけた
？「…!!!痛ぇぞぉぉぉ!!!!」
あっ…うるさい…
貴「少し黙りなさい
…ここは何処ですか」
？「ｳﾞｧﾘｱｰのｱｼﾞﾄだぁ!!!
ﾃﾒｰが血を吐いて倒れたから連れてきたぁ！
文句あんのかぁぁ?!?!」
逆ギレ…？
貴「別に無いです」
ｽｸ「…そうかぁ……
で、どーするんだ？」
どーするって…
あぁ…こいつ等も私をスカウトしに来てたんだ
…どーしよ
私、今戦える状況じゃないし…
しかもｳﾞｧﾘｱｰってあのﾎﾞﾝｺﾞﾚ特殊暗殺部隊だよね？
人ならたくさん殺せそう
なら…ま、いっか
貴「分かった…入ってあげる」
今 気づいた
何処へ入っても一緒だ…
だって、何処へ入っても
どうせ死ぬんだ…
なら…何処でもいいや
？「分かったぁ…
ﾎﾞｽに伝えてくる…
ところでお前、その手首の傷は何なんだぁ??」
あぁ…これ？
見たら分かるでしょ…
ﾘｽﾄｶｯﾄの跡だって
注射器の副作用とか…
胃カメラとか…
色々 辛かったからね
貴「…アンタに関係ないじゃん
早くﾎﾞｽの所行けば…？」
ｽｸ「…可愛いくねぇなぁ……
また来るぞぉ…………!!!」
もう来るなよ…
私は再び自分の手首にある、ﾘｽﾄｶｯﾄの跡を眺めた
まるで人造人間みたいに腕にいっぱい管とか通されて…
注射で穴だらけになって…
生きてる心地なんて
まったくしなかった
注射の副作用とか…断食とかで苦しみ続けるくらいなら
死んだ方がマシだと思ったんだ
…でも…もうその必要はない
私は、ほっとけば勝手に死ぬ
一応、注射器は持って来たけど
副作用はキツいし…
シャマルでも治せなかったんだ
きっともう治らない
なら…足掻こうとは思わない
毎日ｹﾞﾛｹﾞﾛ血を吐くぐらいなら
出来れば早く死にたいね…
私はゆっくり目を閉じた
この一週間…大量殺人続きで
体に結構な負担がかかっていたのだろう……
もう少し…
寝させてもらおうか
………
ラッキーアイテム
革ベルト
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波蘭(プロフ) - やっぱ何回読んでも泣けます;;;占ﾂｸきたら必ず目を通します、真面目にこういうｺﾄ考えれてホンといい作品です!それにホンとに何度見ても感動しますし…ホンとにこれからも頑張ってください!長くなってしまって申し訳ありません;;; (2012年9月15日 20時) (
レス) id: 40125b93a6 (このIDを非表示/違反報告)
＊梓霖＊(プロフ) - 感動しました (2011年7月24日 1時) (レス) id: c7e5bc5319 (このIDを非表示/違反報告)
奈美(プロフ) - 春菜CHAN☆かおる子CHAN☆ホンマですか??｡*ありがとうございます!!また頑張りますので！これからもヨロシクお願いしマス★ (2011年2月15日 23時) (携帯から) (レス) id: e54086ebae (このIDを非表示/違反報告)
かおる子(プロフ) - 初めましてかおる子です!!展開にくぎ付けでドキドキです(>_<)応援してます!! (2011年2月15日 18時) (携帯から) (レス) id: d781f226ad (このIDを非表示/違反報告)
春菜 - はじめまして！この作品ホン〜トに大好き何です！いつも更新楽しみにしてます!頑張って下さい！ (2011年2月15日 18時) (携帯から) (レス) id: e14b81abfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：★NAMi★
