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2話(過去パート2) ページ3

母親は昔からヒステリック気味だった
だから怒らせないようにって気をつけていた
だけど今のお金持ちの父親と再婚してからはさらに
暴力が増えていった

家事が遅ければ殴られ
言われたこと以外をしたらけられ
ムカついたらタバコを押し付ける

学校でも
陰口を叩かれ
ムカついたからと女子に殴られ、蹴られる



バレるからと顔は傷つけないようにと
死ぬほどの威力はどれもなかったが




こんな毎日に中学生が耐えれるだろうか

親友で幼馴染みの由紀も海外へ行ってしまい精神的にも辛いと感じはじめ



いつものように屋上でクラスの女子に殴られてるときに
もう無理開放されたい、、、


《 死 ね ば 開 放 さ れ る ? 》




反応がなくなりつまらなくなったのか女子達は
気がついたらいなくなっていた



A「今ここから飛び降りちゃえば開放される
  自由になれる、、、」



ゆっくりと柵に近づき登ったその時





?「何やってんだっ!!」





振り返ると


ファンクラブがいると言うほどイケメンな
こんな私でも名前くらいは知ってる





A「東堂、、、、尽八、、先輩、
  どうしてこんなところに、、?」



東堂「そんな事はいいから早くこっちに戻れ!」



A「ちょうどいいや、
  ねぇ先輩少し私の話聞いてもらえますか?」



東堂「こっちに戻ってからならいくらでも聞いてやる」


A「分かりました」




Aが戻った



東堂「で、話ってなんだ?何であんな事しようとした?」


Aは今までの事家や学校のことを全て話した
先輩は黙って聞きながらいつの間にか溢れていた私の涙を
拭いてくれていた



A「私が悪いんです。あの人の娘に、
  いや、生まれてきたことが悪かったんで、、
  私に味方なんていなかったんです」



東堂「本当にそう思っているのか?
  なら何でそんな辛そうな顔をするんだ?
  少なくとも俺は君の味方だ」


A「、、、でも私もう何のために生きてるのか分からない
  逃げ場もない、もうどうしようもないんです、、、」



東堂「なら来年箱学に来いあそこなら寮がある
  逃げ場ではない君の新しい人生を歩むための場だ
  あそこなら遠いしこの中学から行くやつも少ないだろう
  君名前は?」


A『Aです。』


東堂「A、、、覚えておこう
  入学して会えるのを楽しみにしている」

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作者名:すず | 作成日時:2022年11月18日 23時

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