波間のブルー(ss)一章

あなたは小さく笑った。

「落ち着く。ただもう、それだけ」

その言葉も笑顔も、きっとひと時の嘘なのに。

「ずっと、ここにいたらいいですよ」

私は、どこまで嘘で返せばよいのか、分からなくなる。

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ほぼはじめまして、書きたい衝動だけで参りました。
実は、5年以上前ここで書いていました。名前は違いますけども…
失恋熱中症野郎と島暮らしの女、交差するはずのない二人が出会うところから始まります。
コメディではありません。脆く甘く黒く…
夏休みどこか行きたいと考えていたら、考え過ぎてこんな事に。執筆状態：続編あり(更新停止)