安梓が尊すぎる件について【名探偵コナン】【男主】

ハニートラップ ページ22

しばらく哀と二人で話した。


哀には呼び捨てでいいって言われたから、俺も名前でいいよって言った。


嬉しそうに笑ってたよ。可愛い。


『勘弁してください』


「いいじゃないですか、一緒にしましょうよ」


そして、ただ今安室さんに腕を引かれています。


さっきまで梓さんとイチャイチャしていたのに、いつの間に梓さんは蘭さん達の方でキャッキャッとお喋りしていた。


『疲れるのは「嫌なんですよね、知ってます」なら離してくださいよ』


哀は子供達のところにいっちゃったし、助けてくれる人がいない。


「悠とサッカーしたいんです．．ダメ、ですか？」


『あざとい』


思わず声に出してしまった。


いや、仕方ないだろう。


わざわざ上目遣いになるように下から覗き込んで困ったように眉寄せながら聞いてきたんだよ？


「？」


『？、じゃないですよ、ハニートラップしかけられてる気分です』


ため息をついて立ち上がった。


座ったまま抵抗してたんだよ。


『．．．言っておきますけど、俺は安室さんみたいにハイスペックじゃないですからね』


「！、はい！けど僕は別にハイスペックじゃないですよ」


『笑えない冗談を言うのはどの口ですか』


「すいまひぇん」


無表情で安室さんのほっぺを引っ張ると困ったように笑いながら謝られた。


あ、これ梓さんと安室さんでしてほしかった。

悲鳴→←口説いてたのに．．

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