安梓が尊すぎる件について【名探偵コナン】【男主】

車での移動中 ページ15

あっという間にキャンプ当日。


車は博士と安室さんと俺が出すことになった。


博士の車には子供達が乗っていて、安室さんの車には梓さんとたくさんの荷物。


俺の車には女子高生組が乗っている。


はい、お気づき頂けたでしょうか。


安室さんの車には梓さんとたくさんの荷物。


そう、安室さんの車には梓さんしか乗っていない。


つまり二人きり。


俺の妄想がいつもより爆発しちまうわ。


後ろでキャッキャッと女子トークをしている3人に一瞬だけ目をやって前を向く。


「そういえば、おじさまは何で来れないの？」


「麻雀する約束があるんですって」


「相変わらずだな」


前にいる安室さんと梓さんが乗っている車をジッと見つめる。


やっぱ見えないか。


けど、二人だけで車に乗ってるとただの夫婦だよね。


新婚旅行ですか？そうですか、俺もついて行って影から写真撮りまくるのダメですかね？


ダメか。そうか。


残念。


「あの、佐々木さん」


『ん？』


急に蘭さんに話しかけられた。


「ずっと気になってたんですけど、いつから安室さんと梓さんは佐々木さんの事を名前で呼ぶようになったんですか？」


あー、まあ、急に名前呼びになったからな．．．そりゃ気にもなるか


『つい最近？』


「はーい！じゃあ私達も名前で呼んでいいですか〜？」


『構わないよ』


園子さんに言われて頷きながらそう言うと、嬉しそうに笑った。


うん、君達も可愛いね、


あ、変な風に受け取らないでよ？純粋な感想？だから

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