▽距離感23 ページ24
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『はは、何の真似かな』
昨日は飲んだ。
オスマンにキスされたのは何かの間違いかと思ったがどうやら本当らしく、寝て起きて扉を開けたらにっこり佇んだマンちゃんの姿があった。おかしい。彼はこんなことをするような人間ではない。
早朝に目が覚めて既に支度は終えているから良いのだが、朝の出迎えなどされたことはない。
時折徹夜して死にかけた部下が朝方泣き言を言いにくることはあったけれども。
os「ん？いや、昨日飲み過ぎてたし大丈夫かなって」
『あぁそういうことかい…大丈夫だよ』
os「なら良かった。朝ごはんは？」
『今日は遠慮するよ』
os「だったら丁度いいめう！このまま会議室来てくれへん？昨日集まらんかった阿保、集めたから」
マイナスへと後退し始めていたオスマンへの好感度は、今の一言でぐいーんと勢いよく急上昇した。
おそらく彼はこれを狙ってやっているので、結局のところ私はうまく踊らされている。が、昨日の遅刻組の顔をやっと拝めるのだからまあいいだろう、とオスマンと目を合わせてニコリと笑った。
os「(こわ…しくじってたら死んでたんやろうな。昨日の俺頭おかしかったんやろか)」
オスマンを連れて会議室に向かった。参謀機関室の方は、管理人が私だから開けられなかったのだろう。まあとにかく話せればどこでもいい。
そう思いながら私たちは会議室へ向かった。
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ばた、と扉を開けると目の前の部屋の四面のうちの一面にぽっかりと大きな穴が開いていた。
「「あっ」」
仲でどったんばったんと暴れる馬鹿共はこれでも新幹部であり、中には何と新総統もいる。まあ何という事でしょう！数名は私に気がついたものの、内ゲバでわちゃわちゃしている馬鹿どもは気がついていない。
手に持っていた資料やら何やらをオスマンに渡せば「命は狩らないであげてね」と。人を何だと思ってんだこいつは。
私は即座に馬鹿共を捻り上げ、地面に突っ伏させた。
大穴が空いて、風通しが良くなったところで、私は辛うじて壊れていない椅子を立て直して座った。
『では、会議を始めようか」
良い眺めである。
.
続く (更新停止中)
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きょきょ - くそ〜うぅ良いところなのに〜続きがぁーないー (11月27日 3時) (
レス) @page24 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - リゼさん» ありがとうございます！そうなんですね、、どんどん沼っていってください！！ (2021年8月15日 8時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ(プロフ) - 素敵な作品だぁ、、、今どハマりしてますw更新頑張ってください！ (2021年8月14日 19時) (レス) id: 0b187b7a06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零
| 作成日時：2021年1月20日 0時
