脆い.41▽ ページ42
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「「マルコが女を連れて来たァァァァァァァァァオヤジィィィッ‼マルコが女を連れて来たぁぁぁぁ！！」」
「誤解を招く言い方やめろよい」
『どうも、はじめまして…』
「「…マルコが女を連れて来たぁぁぁぁぁ‼」」
「お前もだよい」と軽く頭を叩かれる。
マルコは私の船を置いて空を飛びながら
白ひげ海賊団の船に下ろしてくれた。
それにしても、マルコの女とは…
悪いけどタイプは割と赤髪の方が…とか言ったら
確実に海に投げられるので言わないけど。
「マルコ…お前だけ抜けがけしやがって。
なぁお嬢ちゃん、俺の方が絶対有料物件ってモンだ」
「サッチもうるせぇよい。何が有料物件だ…
A、気にしなくていいよい」
『あぁ…えーと、』
すっと前に立ったマルコの後ろから少し向こうを覗けば不機嫌そうに文句を言うサッチ。
やばい、本物だ。
けれどなぁ…ここで情が湧いてしまったら___
「…俺はサッチだ‼よろしくな、Aちゃん」
無理そう。
『よろしくお願いします、サッチさん』
「おう！…って、笑った方が可愛いAちゃん」
「待つんだよい、サッチお前は近すぎる」
この光景がどれだけ続くかと思うと
吐き気がする程苦しくなるが、
今は今だ。
その時はその時に考えよう。
ふとサッチさんの後ろ辺りを見れば、
着物を着た人___あれは、イゾウだ。
めちゃめちゃかっくいいイゾウ先輩じゃないすか。
「一先ず自己紹介は後にして、
先にオヤジのころに挨拶に行くよい」
マルコに背中を押されてどんどんみんなから遠のいて、大きな扉の前に立たされる。
この先にあの白ひげがいるとは緊張。
コンコン、とマルコが扉を叩く。
マルコに緊張は無いのかも知れないが、
私が顔を強張らせていたのか
「硬すぎだよい」と苦笑される。
「マルコか…入れェ」
中から聞こえた重低音。
耳の奥で長く響く。
「オヤジ、連れて来たよい。
この前オヤジに言われて見て来た___」
ちらりと目線をこちらに向けられる。
『A、です』
コミュ症、全開である。
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ひかり(プロフ) - 続編楽しみです。 (2020年4月25日 13時) (
レス) id: 2b9098a683 (このIDを非表示/違反報告)
リーナ - コメント失礼します！めっちゃ面白いです！！これからも頑張って下さい！ (2020年4月23日 20時) (レス) id: 4ce14ca331 (このIDを非表示/違反報告)
ソル - 白ひげ海賊団とどんな繋がりがあるのか楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年4月19日 21時) (レス) id: 7bc681eabc (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年4月4日 11時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ミラージュミラー - トリップって難しいと僕は思います。なのにとっても面白い！小説アドバイス頂きたい位です！これからも頑張って下さい！ (2020年4月2日 10時) (レス) id: 1bda2ccaaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零
| 作成日時：2020年3月10日 13時
