45___秘密 ページ35
ー江戸川コナンsideー
……はぁ、どういうことだよ。Aさん何かあったのか?俺も行けば良かった、なんて考えながら歩美にもう一度聞いてみても教えてくれないし。
いつもの技でAさんに聞いても本人ですら本当に知らない様だった。
今回の事件、最後蘭を庇ってくれたのはAさんだった。頭の包帯と腕の包帯がその証拠だろう。
痛かった筈なのに、へらりと笑って『大丈夫』なんて似合わない癖に。
江「Aさん、蘭ねーちゃんを庇ってくれてありがとうね」
『約束だからね、コナン君との』
そう言った彼女は俺の頭を撫でて『感謝しろ』とか何とか言ってるけど…
それから何かに気づいたみたいにして、
『…って、何でコナン君が私が蘭ちゃん庇ったこと知ってるの』
あ、やべ。
妙に勘が鋭いというか…いつもは気怠げそうにしているだけなのに、何でいつもこんな冴えて…。
江「は、灰原から聞いて」
『まぁ何でも良いんだけど。あの時の花火もコナン君でしょ。前に博士が作った』
江「ぁ、えーと…」
まずい。
何してるのよ、と遠目に灰原が怪訝そうに眉を潜めていた。ここでバレる訳にはいかないし。なんて一人葛藤していればAさんは『あ、』と短く声を出して、
『コナン君探偵だから、警察にも顔が効いたりするのか…成る程。毛利探偵のところの居候ともなれば信用高いのかな』
自己完結した。
江「へ?」
『え、違うの?』
江「ううん!その通りだよ!」
彼女がチョロくて助かった。深いため息を吐いて絵の具を塗りながら彼女と会話する。
でもやっぱりさっきのが気になってしまう。
江「Aさん、やっぱりさっきなんかあったの?」
『えぇ?…だから私も分からな__))沖「何もないですよ、コナン君」』
Aさんの言葉を遮って後ろから顔を覗かせたのは昴さんだった。賛同を求める様に「ね?」とAさんに笑いかける。
絶対、何かあった顔。
『昴さんも分からないんじゃ本当に何も無いんだよ、きっと』
江「けど…!」
沖「あ、Aさん。この後__」
…しらじらしい。
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零(プロフ) - いつも楽しみにしています!これからも頑張ってください!!!すきです!(名前一緒ですね) (2020年3月3日 17時) (レス) id: 0555cdda7c (このIDを非表示/違反報告)
Ray@二次元LOVE(プロフ) - 赤井さんによるコナンくんのトイレ近い認識にはめっちゃ笑いました(笑) (2020年2月2日 20時) (レス) id: 15ab691acf (このIDを非表示/違反報告)
陽毬 - 零さん» 今書かれてる映画のところ見ました!(テレビで、ですけど)原作の流れに沿ってて、夢主ちゃんが自然に登場してるのが面白いし楽しいです!毎回高評価ポチしてます 数には入んないんですけど、、無理のないペースで更新してください 楽しみにしてます! (2020年1月27日 21時) (レス) id: 8fcda6294e (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 陽毬さん» 一気読みですか!?ありがとうございます…改行のところまで細かく見てくださってるとは…更新頑張ります!!真実はいつも1つ!(多分) (2020年1月19日 9時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - SAKURAさん» ありがとうございます!出来るだけ早めに更新出来たら良いです、頑張ります! (2020年1月19日 9時) (レス) id: c17c74b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2020年1月7日 11時